NOSTALGIC FESTA 2023

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11月12日、秋寒の中、十日町通りなどを会場に「NOSTALGIC FESTA KANEYAMA2023」が開催され、会場には全国から集まったロールスロイスファントム1やベントレーコンチネンタルGTC、ロールスロイスコーニッシュなど世界的に有名なクラッシックカーが30台以上並びました。
今年度2回目を迎えたこのイベントは金山町の持つ遺産の魅力や美しさに価値付けをすることを目的としたプロジェクトで、先人達が築き、残してくれた遺産と産業界最大の遺産であるヘリテージクラシックカーを掛け合わせることで新しい景色を生みだしました。
会場に訪れた人々はクラシックカーオーナーとの対話や、クラシックカーと美しい景観を写真に収めるなどして楽しみました。
イベントでは展示のほか1990年に結成され2020年に30周年を迎えた「JUN」やヤマハサックス講師として活動され、長井市のFM局「T‘smusic Lounge」を担当されている「横澤徹バンド」によるジャズ演奏も行われ、NOSTALGIC FESTAの会場を鮮やかに彩りました。

イベント当日は11月11日にカネカにオープンしたセレクトショップAtelier Rive`r(アトリエリベル)によるオシャレな小物や雑貨等の販売と、「KEIJYUKU COFFEE」の出店による香りと味わいにこだわったスペシャルティコーヒーの販売が行われました。今後も準備が整い次第、コーヒーのテイクアウトが始まります。また、蔵史館では骨董市や蔵の会による抹茶の提供が行われたほか、マルコの蔵では「食の力コーポレーション」や「小さな街の小さな花屋」、「あおいそら」などによる金山マルシェが開催され訪れた多くの人で賑わいました。

■実行委員長　川崎恭平
令和元年(株)カネカ社長に就任。「永続できる故郷」を目指し、訪問客増加のための多彩な事業展開を行う。

当フェスタは先人が築いてくれた金山の遺産に新たな価値付を目指したプロジェクトです。「ヘリテージクラシックカー」と「金山の街並」双方の魅力を掛け合わせることは、ノスタルジック(郷愁的)であると同時にかつてない景色をつくろうという野心的な挑戦です。私たちの掲げるノスタルジックとは「昔はよかった」といった類の懐古主義的なものではなく、現在を全肯定するものです。今この瞬間が輝いているからこそ過去が美しく、未来が色づきます。当フェスタが関わって下さるすべての人、車、町の「今」を輝かせるものであることを心から願っています。