このコーナーでは、町内外で活躍する町民の方に活動や町への思いをお聞きします。今回は、町の農業法人で働きながら町のさまざまな活動に参加している渡部晃子さん(中)を紹介します。
◆農産物の販売を通して人とのつながりを感じる
今回は18年以上町の農業法人で働きながら、町内の活動にも数多く参加している山口県出身の渡部晃子さんにお話を伺いました。
◇農業に携わったきっかけは?
飯豊町に来てすぐは、別の仕事をしていました。その後、嫁ぎ先が農家ということもあり、地区内で農業法人が立ち上がった際に手伝いに行くようになってから、現在に至っています。
◇会社ではどのような仕事をしていますか?
主に出荷作業や接客を担当しており、お客様との接触が多いです。他にも、サクランボの収穫やイチゴの栽培も行っています。
◇印象的だったエピソードはありますか
町内だけでなく町外、県外からもご注文いただくこともあるのですが、毎年福島県からお米を買いに飯豊町まで来てくれる方がいらっしゃいます。その方から「会いに来たよ」「顔見に来たよ」と言ってもらった時は、ただ商品を売ったり買ったりする以上のつながりを感じました。
◇町の農業への思いを教えてください
職場の若い人たちを見ると、困ったことがあるとすぐに知り合いに連絡して解決したりと、職場を超えた横のつながりが強いんだなと感じています。
少子化による後継者問題もある中、経験豊富なベテランにも関わってもらいながら、若者が伸び伸び農業できるような環境が広がっていくといいなと思います。
11月号に続きます
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