協力隊通信 2023.06 vol.39

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春になってからの活動内容や心に留まったことをご紹介させていただきます。

◆飯豊町の風景
雪も解け暖かくなりはじめた4月。雪景色も好きですが、各所で咲き始めた花や緑を見ると嬉しさを感じます。みなさんは飯豊町のどんな風景が好きでしょうか?
それぞれに飯豊町の心の風景があるかと思います。
自分はふと見上げた空の青さ、奥に広がる山、季節の花や田んぼ。山形らしい、飯豊町らしい風景がとても好きです。
もちろん自然そのままの風景も美しいですが、人が作り出した風景もまた素晴らしい。
最たるものが水田かと思います。
田植え前の一面に張られた水面。
田植え後に緑に覆われる田。
収穫に近づき黄金色に色づく田。
次回はそのような風景もご紹介できたらと思います。

◆田んぼの準備開始
いよいよ田んぼの季節がスタートしました。今年も始まったぁと悲鳴も聞こえてきたりします(笑)
実際、重い育苗箱を何度も移し替える作業があったりするので人数と体力を必要とします。重い苗箱をひょいひょい運ぶ先輩方には頭が下がります。そんな環境の中で家族や集落での団結が生まれてきたのかなと感じました。
また、苗を育てるのにも強風に霜、水と温度の管理。どれだけ手と時間をかけても最後は自然頼み。昨年の大雨のような事もあります。だからこそ秋の収穫の喜びがひと際大きいのでしょう。
何はともあれ命の苗。まずは田植えまで無事に育って欲しいと願うばかりです。

◆地域活動への参加
昨年の8月から協力隊に任命頂き約9か月。飯豊町で暮らしていくにあたり、様々な地域活動に参加させて頂いています。
今回はその中でも、今年4月から加入させて頂いた消防団についてお話しさせて頂きます。
自分は今まで消防団には参加したことがなかったため、正直どのような活動を行っているのかよく知りませんでした。
しかし、消防団でも担い手不足だというお話しを伺い、一助になればと思いこの度加入させて頂きました。
4月9日の辞令交付式では、代表受領と宣誓までご指名頂き、ガチガチの緊張の中何とか行わせて頂きました。
晴れて第一分団第二部第一班所属となりました。消防団の方にも暖かく受け入れて頂き、感謝しています。
これからは地域防災に力を入れていくとともに、出動の機会がないことを切に願います。