〔特集〕今こそ、空き家バンク(1)

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■空き家バンク制度の活用が地域活性化につながります
空き家バンクは、住む人がいない住宅を売買物件や賃貸物件として市ホームページで紹介し、「売りたい・貸したい人」と「買いたい・借りたい人」のマッチングを支援する制度です。空き家バンク制度は平成19年度に始まり、昨年度までに、登録物件数268件、成約件数195件、物件の利用希望者は1︐301人となっています。空き家バンクの登録物件を増やし、より多くの方に利用してもらうため、昨年度には登録物件のリフォームや家財処分の一部を補助する制度の上限額を、20万円から150万円に増額し、購入者・借受者も活用できるようになりました。また、市内の不動産会社で構成されている空き家バンク協力会と連携しながら、毎年2回、空き家所有者向け相談会を開催しています。
北杜市は県内でも移住希望者が多い一方、提供できる物件が少ない傾向にあります。
建物は、使用されないまま時間が経つと劣化が進み、倒壊などのおそれがあります。また、平成27年5月に「空家等対策の推進に関する特別措置法」が全面施行されたことにより、特定空き家の勧告などを受けることもあります。
そうなる前に、空き家バンクへ物件を登録し、使用していない物件を活用してみませんか。
まずは、ふるさと納税課までお気軽にご相談ください。

～空き家バンク制度の流れ～
(1)ふるさと納税課へ相談
(2)物件登録申込書の提出※郵送も可
(3)市職員・不動産会社による現地調査
(4)物件登録完了
(5)市ホームページで物件の紹介
(6)成約

◇空き家バンク登録物件リフォーム費等補助金について
空き家バンク登録物件に限り、使える補助金制度があります。

◇よくある質問
Q：空き家バンクに登録できる物件の条件を教えてください。
A：空き家バンクに登録できる物件は、
・居住に支障がない程度の居住環境や生活設備を備えた物件
・老朽化が著しくない物件
・相続登記が完了している物件
・自治会に加入できる立地にある物件
・他の不動産会社が媒介していない物件
などです。

Q：農地も一緒に登録できますか?
A：空き家に付随する農地に限り、一体的に売買することができます。また、賃貸としても登録可能です。