〔若者の声を市政に〕北杜市高校生議会を開催(2)

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■帝京第三高校3年　植松堅士　議員
質問：私立高校に通う生徒への支援拡充は?
市長：国の高等学校等就学支援金は、上限額の大幅な引き上げに伴い、山梨県などにおいて、独自の上乗せ支援が廃止された。市独自の拡充を行うことは困難な状況。

■北杜高校2年　坂本優衣　議員
質問：
(1)文化施設を活用した施策は?
(2)宿泊施設を建設する際の規程は?文化施設に近いエリアへの建設は可能か?
市長：
(1)歴史的文化施設の周知を図るとともに、各施設を巡回するバスツアーや体験型ツアーを実施する予定である。
(2)保健所など衛生に関する協議が必要となるほか、法令などに基づく行政機関への手続きが必要となる。一部制限はあるが、建設は可能である。

■北杜高校3年　佐野優仁　議員
質問：
(1)高齢者がつながる場として、マッチングやメタバースの活用は?
(2)今後の高齢者に対する取り組みは?
市長：
(1)スマートフォンなどの利用が困難な高齢者が多いことから、活用は難しい。今後もデジタルデバイド解消に向けた取り組みを実施していく。
(2)今後も介護予防や健康づくりなどの取り組みを進めていく。

■北杜高校3年　清水かおる　議員
質問：豊かな自然環境を生かしたアクティビティを作れないか?
市長：市内には、県などによる自然環境を活かした施設やサービスが多くある。今後もそうした施設などの誘致に努める。

■甲陵高校1年　加藤琉衣　議員
質問：
(1)商店街活性化のための取組策は?
(2)その取り組みに高校生も関われるか?
(3)商店街に新しくお店を作る計画は?
(4)地域活性化や地域の人と交流できる場を増やすための方策は?
市長：
(1)(3)市では昨年度、空き店舗の活用にあたり、家賃を補助する制度を創設した。今後も市商工会と連携し、施策の周知や支援を図っていく。
(2)長坂コワーキングスペースでの異業種交流会において、高校生の視点からご意見をいただけるよう、検討していく。
(4)今後も多くの地域の方が利用できる施設を目指し、イベントなどのPRを行っていく。

■甲陵高校1年　長田七果　議員
質問：
(1)中高生でも楽しめる公園を作ることは可能か?
(2)このような公園を複数地域に作ることは可能か?
(3)公園へのアクセスを良くすることは可能か?
市長：
(1)令和7年度完成のこどもパークは、誰でも利用できる公園として、芝生広場や遊歩道などを整備する予定。ぜひ、中高生の皆さんにもご利用いただきたい。
(2)(3)市内には若者も楽しめるさまざまな施設がある。また、公園へのアクセスは、市内の施設の整備状況などに応じて、若者の皆さんも利用しやすいように工夫を続けていく。

■甲陵高校2年　小林日向子　議員
質問：
(1)市内への商業施設の設置は?
(2)自然環境の保全と商業化の両立は?
市長：
(1)市民生活の利便性が増すなど経済波及効果が期待されることから、誘致に努めていく。
(2)本市の自然環境や歴史、文化などの保全を前提として、暮らしと産業のバランスが取れたまちづくりを進めていく。

■帝京第三高校3年　谷虹輝　議員
質問：企業誘致や土地の活用方法は?
市長：アクセスの良さや豊かな自然環境などの強みを活かした企業誘致を進めるため、各企業を周り、本市への進出を働きかけていく。

■帝京第三高校3年　山出陸翔　議員
質問：森林を利活用した新たな取り組みは?
市長：現在新たな取り組みの予定はないが、今年も世界的な「観光都市」を目指し、自然との調和に配慮しながら、企業や商業施設の誘致を進めていく。

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