山梨県消防救助技術記念大会において、峡南消防本部に勤務する小林翼(鰍沢北)さんが、見事優勝を果たしました。
今月は、8月に北海道で行われる全国大会に向け、厳しい訓練を続ける小林さんに、お話をお伺いしました。
◆優勝おめでとうございます。大会はいかがでしたか?
ありがとうございます。これまでの訓練の成果を発揮することができ、嬉しかったです。
◆どのような種目に出場されたのですか?
私が出場した種目は「ロープブリッジ渡過」です。水平に展張した20m間のロープを行き来する種目で、その安全確実性と時間が評価されます。河川に取り残された方の救助や災害現場への進入を想定し、いち早く要救助者の元に行けるよう、訓練してます。
◆消防士を目指したきっかけなどはありますか?
消防士になることが昔からの夢でした。中学生時代、近所で火災が発生し、消火にあたる消防士の方々の姿を見て、憧れるようになりました。そして、祖父が木から落下してしまった時に、レスキュー隊に救助していただき、憧れから目標に変わりました。
◆全国大会に向けて意気込みを聞かせてください。
峡南消防として、5年ぶりにこの種目で優勝することができました。全国大会でも優勝を目指し、訓練を続けていきたいと思います。
また、今後も訓練を重ね、有事のときにはこの技術と、訓練で身に着けた精神力で、すべての方を救助できるよう、努力を続けたいと思います。
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