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自治体の皆さまへ

地域包括支援センターだより

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山梨県山梨市 クリエイティブ・コモンズ

【連載】あたりまえに支えあえるやさしいまちへ
皆さんはどの程度「認知症」についてご存じですか。超高齢化社会となり、身近となった認知症について連載でお伝えしています。認知症の人と当たり前に支えあいながら暮らしていけるまちを目指し、学んでみませんか。
今回は、認知症の主な要因や予防を学びます。

■vol.6 その人らしさを支える支援
脳の機能が持続的に低下し、認知機能が障害を受けた状態のことを「認知症」といいます。今回は、その「認知機能」について説明します。

◇認知機能とは?
私たちは日々生活をしている中で、言葉による情報のやり取りをしたり、物事を考えたり、事の成り行きを理解したり、いろいろな判断をして暮らしています。これらの能力をまとめて「認知機能」といいます。

主な認知機能:記憶する。ものを見る。判断する。計画を立てて行動する。文字や言葉でやり取りする。→情報を処理する能力

人は生まれたときには情報処理能力は0に近い状態です。それが発育するにしたがって、脳の機能が発達するとともに言葉を聞いて、覚えて、物事を見て、体験して、教育を受けてさまざまな知識や技術を身につけていきます。認知機能はそれぞれの人の生活の環境の中で発達していきます。そしてそれが「その人らしさ」となっていきます。
次回は、「その人らしさを支える支援」の続編として、食事の大切さについてお伝えします。

認知症あんしんガイドブック(令和5年3月第一版)を作成しました。
「最近もの忘れが心配」
「認知症と診断された」など、さまざまな不安や疑問を持った人やそのご家族に寄り添い、安心して住み慣れた地域で暮らすための情報を盛り込んだ冊子です。
介護保険課窓口で配布、またはホームページでご覧ください。

◇地域元気あっぷ教室 6月
身体を動かしたストレッチや筋トレ、脳トレの教室を各地区で開催しています。参加希望者は介護保険課までご連絡ください。

◇介護家族のためのほっとスペース
市内で介護をしている人の学びの場・交流の場です。
日時:6月23日(金)14:00~15:30
会場:街の駅やまなし(要予約)
内容:ミニ講座(排泄について)
(共催事業所…憩の家 湯苗田)
予約:地域包括支援センター
【電話】23-0294

◇もの忘れ相談
日時:
・6月7日(水)14:00~、15:00~(雨宮修二医師)
・7月6日(木)13:30~、14:15~(中澤良英医師)
会場:市役所東館1階相談室(要予約)
予約:地域包括支援センター
【電話】23-0294

◇寝たきり・認知症高齢者、介護慰労金を支給します
寝たきり、または認知症高齢者を在宅で介護している家族の労苦をいたわり、要介護高齢者の在宅生活の継続を図るため、寝たきり・認知症高齢者介護慰労金を支給します。該当すると思われる場合は、6/16(金)までにお問い合わせください。

支給対象者:次の(1)~(4)全ての要件を満たす介護者
(1)市内に住所がある介護者
(2)令和5年4月1日までの1年間にわたり、寝たきり高齢者または認知症高齢者と同居している介護者
(3)過去1年間介護保険サービス(年間7日以内のショートステイの利用を除く)を受けなかった人を現に介護している介護者
(4)次のアとイの両方の条件を満たす高齢者を、同一家庭において、令和4年4月1日から令和5年3月31日までの1年間を通して在宅で常時介護した介護者
※ただし、介護されている人のショートステイ利用期間が7日を超える場合、または入院の期間が合計で90日を超える場合は支給対象となりません。
ア)令和4年4月1日現在、65歳以上の高齢者
イ)令和4年4月以前から、山梨市に住所を有する高齢者であって、かつ令和5年4月1日までの1年間にわたり寝たきり高齢者または認知症高齢者

問合せ:介護保険課介護予防推進担当
【電話】内線1232

問合せ:
・地域包括支援センター【電話】23-0294
・介護保険課介護予防推進担当【電話】内線1231~1233

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