市は、無印良品を展開する株式会社良品計画と連携して地域の活性化や課題の解決に取り組むため、昨年6月に包括連携協定を締結しました。
今回は、無印良品ヨシヅヤ可児内にオープンした、可児市立カニミライブ図書館や連携スペースの特長を紹介します。
■カニミライブのこんなところがいいよ
▽Point1 親しみやすさと心地良さを感じられる
空間全体に木を使用することで温もりが感じられます。さらに適所にグリーンを配置し、リラックスできる空間になっています。照明にメリハリをつけることで空間全体を明るくしただけでなく、読書しやすい環境を整えています。
▽Point2 暮らしの提案と学びを日常にひもづける
店舗と図書館を一体的な空間デザインでつなぎ、日常生活に図書館がにじみ出ていくことで学びを近づけ、感じ良い暮らしにつなげていきたいと考えています。さらに、この図書館は静寂を重視しません。読み聞かせをしたり会話をしながら本を選んだりすることで、親子の絆を深めたり人とのつながりをつくったりすることができる空間になっています。
・買い物ついでに、子どもと図書館にも寄れてうれしいです♪
▽Point3 感じ良い暮らしの実現により、感じ良い社会をつくる
可児市と株式会社良品計画は、本を読みたい人もそうでない人も、誰もが立ち寄り時間を過ごせる「自分の居場所」を提供しています。ここでは、オープンから4日間開催した「つながる4DAYS」の様子を紹介します。
自分のまちを良くしたいと行動する人が増えるきっかけとなり、多くの人の「居場所」につなげられるよう、今後も、活動スペースで市民団体、事業者、行政がさまざまなイベントを行います。
・知って、考えよう「脳と体の健康」
・「一五一会」の演奏体験会
・障がい福祉事務所の自主製品の販売
・ハンドメイドマルシェ
・こどものおしごと体験会
・簡単に演奏できて楽しかったです。一五一会が欲しくなりました!
・演奏することで、頭の体操になりました!
・テスト勉強でピリピリしていたけど、いい気分転換になりました!
・短時間で、楽しく脳トレや脳の年齢の確認ができました!
※今後のイベント情報はこちらから配信します(二次元コードは本紙掲載)。
■図書館が、皆さんの生活に溶け込む
カニミライブ図書館と店舗の間には仕切りがなく、店舗に図書館スペースが溶け込んでいます。従来の図書館は、本を借りる、読むといった目的を持って訪れる人が多いですが、この図書館はふらっと立ち寄ったり買い物をしたりするついでに本に出会えるような仕掛けになっています。日常生活の中で身近に本があり、知識だけでなく自分の暮らしや生き方のヒントを得られるような環境を創りたいという思いが込められています。 図書館とその周辺のOpen MUJI(オープンムジ)、ミーティングルーム、ヘルスチェックなどの店舗のスペースを活用し、皆さんとともに地域の活性化や課題解決に取り組んでいきます。
可児市長 冨田成輝
問合せ:
図書館(図書館について)
秘書政策課(良品計画との協定について)
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