市内の輝くみなさんを紹介します
■第76回全日本バレーボール高校選手権大会出場
中島 咲耶(なかしま さや)さん
中央中学校出身の高校3年生。ポジションはセッター。毎朝好きな音楽を聴いて、気持ちを高めています♪
◇どんなときでも楽しんで
「春高バレー」として知られる全日本バレーボール高校選手権大会が、1月に東京で行われました。岐阜県からは、市出身の中島咲耶さん率いる済美高校が出場しました。
中島さんがバレーボールを始めたのは、小学二年生のとき。父がスポーツ少年団の指導者で、姉もやっていたため身近なスポーツでした。「年齢関係なくチーム全員でボールをつなぐ楽しさ」に夢中になり、スポーツ少年団や部活動、自主練習に、毎日ひたむきに取り組んできました。
そして今年、テレビで見ていた憧れの春高バレーに出場することができました。出場が決まるまでは、キャプテンの中島さんにとって、苦しく難しい期間だったといいます。コーチが変わり、仲間と意見が合わず、チームがまとまらなくて悩む日々。仲間と何度も話し合い、本音でぶつかり合った後、目標を「春高バレー出場」に定め、一丸となって練習に打ち込みました。
大会では、強豪相手に粘りましたが、惜しくも二回戦敗退。「緊張して思いどおりのプレーができなかったことが、心残り。だけど、強豪校が集まる雰囲気を味わうことができて楽しかったです」と、笑顔で振り返ります。
春からは大学へ進学する中島さん。「スポーツをもっと気軽に、みんなに楽しんでほしい」と、大好きなバレーボールを続けながら、スポーツレクリエーション指導者を目指します。
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