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■岐阜新聞社主催「第8回かべ新聞コンクール」岐阜新聞社賞を受賞
浅野 綾音(あさの あやね)さん
蘇原中学校美術部の3年生。趣味は、iPadで絵を描くことです。
◇いま、私たちにできることを
岐阜新聞社主催の「第8回かべ新聞コンクール」。県内の小・中学生506点の応募の中から、浅野綾音さんの「気象新聞」が、岐阜新聞社賞を受賞しました。
蘇原中学校では、SDGsの授業の一環で、かべ新聞を作成。浅野さんは、「最近、暑い日が増え、雨もたくさん降っている。異常気象が起こるのはなぜだろう」という疑問から、「気象」をテーマにしました。異常気象についてインターネットなどで調べ、食料や生活への影響など、身近な例を取り入れ、図や文字の配置にも気を配り、分かりやすくまとめました。
新聞づくりには、5回分の授業だけでは時間が足りず、自宅でも取り組んだ浅野さん。その結果、賞を受賞することができました。「もう少し色を使ってまとめると、より見やすくなったかもしれません。受賞は驚きましたが、うれしかったです」と、喜びました。
そして、「思ったよりも、台風や猛暑日が多くてびっくりしました。今の状況が続くと、さらに台風が増えたり、平均気温が上がったりしてしまう」と、新聞づくりを通して、地球温暖化の危険性を学びました。
今後は、「電気をこまめに消したり、公共交通機関を使ったりするなど、自分にできることをやっていきたい」と意気込んでいます。さらに、「新聞を見た人にも、今の地球の状態を知ってもらい、それぞれ自分ができることに取り組んでほしい」と訴えました。
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