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自治体の皆さまへ

消防だより

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岐阜県岐南町

■逃げ遅れを防ぐための住宅防火
火災による死者数のうち、65歳以上が占める割合が約7割と高水準で推移しています。今後の高齢化の進展により、住宅火災による高齢者の死者数の割合はますます増加していくことが予想されます。自分自身の生命、財産を守るために次の3つのことが大切です。

・住宅用火災警報器
煙や熱を感知して、火災の発生を警報音や音声で知らせるものです。火災による死因の約半数が逃げ遅れのため、寝室や階段に設置することで、少しでも早く火災に気づき初期消火や安全な避難が可能になります。

・住宅用消火器
自宅で火災が発生した場合、身を守るための行動が最優先です。例えばキッチンで火災が発生した際に、早い段階で消火できれば延焼を防ぐことができます。取り扱い方法が簡単で軽量の製品もあり、誰でも使用できます。

・防炎製品
燃えやすい布製品などを着火しにくく、着火したとしても燃え広がりにくく加工したものです。住宅火災の多くは、ストーブやたばこの火、調理中のガスコンロの炎などがカーテンや家具、衣類に燃え移り発生します。防炎製品を使用することによって火災を予防し、万が一発生した際には避難時間の確保につながります。

火災による死因の約半数を占めるのは逃げ遅れによるものです。この機会に住宅防火対策について考えてみましょう。

問合せ:羽島郡広域連合消防本部
【電話】388-1195

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