川辺町の認知症施策は次の7事業です。今年度さらに1事業を開始します。
1.認知症相談窓口
地域包括支援センターでは、認知症の方に対する対応の仕方などさまざまな相談を受け付けています。秘密は固く守りますので、お気軽にご相談ください。
2.認知症ケアパス
認知症の進行や状態に合わせて、いつ、どこで、どのような医療や介護・福祉サービスなどが受けられるかを示したパンフレットを作成・配付しています。
3.認知症カフェ(つながるカフェ)
認知症の方やその家族、地域の方々など誰もが気軽に参加し、仲間づくりや情報交換ができるつどいの場を、2カ月に1回設けています。
4.認知症サポーター養成講座
認知症について正しく理解し、地域で認知症の方やその家族を見守り、支援をする「認知症サポーター」を養成しています。講座を修了された方には、「認知症サポーター」の証である「オレンジリング」をお渡ししています。
5.認知症初期集中支援チーム
医療保健福祉の専門職と専門医が認知症またはその疑いのある方やその家族を訪問して、ご本人やご家族がどのように困っているかなどを確認します。おおむね6カ月を目安に医療や介護など認知症に対する必要な支援につなげ、生活のサポートを行います。
6.認知症地域支援推進員
町が進めている認知症施策の推進役で、地域における認知症の方の医療と介護の支援ネットワークを構築するための主となる人です。
7.見守りネットワーク
町に登録している協力事業所が、日常業務の中で高齢者の異変に気付いた場合は、地域包括支援センターなどの関係機関に連絡するなど、早期に対応できる体制を構築しています。
◆新たに8月1日から開始した事業「川辺町認知症高齢者等見守りシール交付事業」
この事業は、認知症の方が行方不明になった場合や保護された際に、早期に身元がわかり、親族や支援者などへの連絡が行えるようにするための事業です。
対象者:町内に住所を有する在宅の認知症高齢者で、次のいずれかに該当する方
(1)要支援認定または要介護認定を受けている方
(2)医師により認知症と診断された方
利用方法:
(1)健康福祉課へ申請し登録する
(2)申請後配付されたシール(衣類にアイロンで貼り付けるもの30枚、かばんなどの持ち物に貼るもの10枚)を認知症高齢者の衣類やかばんやその他の持ち物に貼る。
シールの活用方法は、本紙をご覧ください。
費用:無料
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