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自治体の皆さまへ

ここが聞きたい一般質問(2)

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岐阜県揖斐川町

■立木秀康議員
▽鳥獣対策について
獣害被害が増加する中、県と連携して猿の群れ・頭数調査などが行われてきたが、捕獲に向けた今後の計画は。

▽町長
町では、昨年、独自にサル監視協力員をお願いし、猿の行動特性、行動範囲等を調査した。今年度は調査結果をもとに、猿にGPS発信機を内蔵した首輪を装着し、さらに詳細な行動特性を把握し、捕獲に努めていく計画。7月時点で1匹の猿へのGPS発信機の装着に成功したため、捕獲につなげたい。また、岐阜県において、ライブカメラによる遠隔監視など、先端技術を使った捕獲について、町内でのモデル導入が予定されている。

■小倉昌弘議員
▽補聴器購入の補助制度について
高齢者が地域のサロンや公民館活動で会話を通じて楽しく暮らせる町にするため、補聴器購入に対し一部を助成しては。

▽町長
聴力の低下した高齢者にとって、補聴器が有効な機器であることは承知しているが、加齢に伴う身体機能低下を補完する器具、社会参加を補助する道具・機器は、補聴器以外にもたくさんある。
これらの機器は、高齢者のQOL(生活の質)の向上やフレイル予防に効果があるとは言え、あれもこれも助成ではなく、自分の身体や生活状況に合ったものを自分で手当てする自助と、行政が補助等を行う公助との関係をしっかり検討したい。
補聴器に限らずトータル的に考え、住民が必要なものに応じて補助制度を考えたい。

■宮部一也議員
▽学校教育の今後のあり方について
児童・生徒が減少する中、県内では小規模特認校制度等を導入する市町がある。当事者、地域の意見集約、有識者を含めた検討会には時間が必要。早急に話し合いを開始すべきだと考えるが町の考えは。

▽町長
小規模校など今後の学校のあり方は、まずは子どもたちの将来を考えながらPTAをはじめ地域で十分議論され方向性を出すことが大切であり、町や議会が議論を主導、誘導することは避けたい。
学校教育の行く末は、ひいては町の将来に関わる問題であり、地域住民とともに考えていくべき問題である。まずはこれらの課題意識が地域住民と共有されることが大事。その上で、丁寧に考え議論していく必要があると考える。

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