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自治体の皆さまへ

ここが聞きたい一般質問(3)

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岐阜県揖斐川町

■若園敏朗議員
▽これからのふるさと納税のあり方について
(1)町のふるさと納税の現状に対する考えは。
(2)町は民間任せで本気度が見えないが、今後の改革、運営方針は。
(3)町と納税者との関係性は。

▽町長
(1)ふるさと納税額は、令和元年度まで数百万から2千万円程度であったものが、令和2年度以降は一気に4千万、5千万円台まで伸び、ここ数年よく健闘している。また、返礼品数や登録事業者数も令和元年度の35業者、100品目に対し、令和5年度は57事業者、190品目と大幅に増加している。担当職員や担当課が、新たな返礼品の発掘、納税サイトの活用等に努めた成果が表れている。
(2)職員の頑張りにより、納税額、返礼品数、登録事業者数が随分改善している中で、こうして結果を出している職員に対し、民間任せ、本気度がないと断言されるのは非常に遺憾。
過去の低い納税額からも、ふるさと納税制度開始時点から、すでに町の取り組む姿勢、返礼品発掘努力が他町村に比べ欠けていたかもしれない。その遅れを取り戻すべく努力している。
(3)返礼品のさらなる充実を図り、他町村とのしのぎの削り合いに勝ち抜き、納税額アップに努めたい。その中で、納税者との関係性を高めることができればありがたい。

■國枝誠樹議員
▽揖斐川町における女性特有のがん検診の強化と啓発の取り組みについて
(1)以前のように乳房がん・子宮頸がん検診を毎年実施し、第二次予防医療を充実させては。
(2)更なるがん検診の啓発・周知の強化や乳房がんのセルフチェックの推奨など、今後の町の方針は。

▽町長
(1)子宮がん、乳がん検診は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、令和2年度より臨時的に2年に1度の実施としていたが、令和6年度からは従来どおり毎年の実施とする。
(2)乳がん検診の対象者は、国の指針では40歳からであるが、町独自施策として30代の女性に視触診と超音波検査を実施。希望者はマンモグラフィ検査も可能。
検診の周知・啓発については、子宮がんは21歳の方、乳がんは41歳の方に無料クーポンを発行し、受診のきっかけづくりをしている。今後も受診票や案内文書の送付による周知に加え、広報誌やリーフレットを活用した効果的な啓発に努める。
また、乳がんのセルフチェックを習慣化してもらうため、セルフチェック方法などを問診時に周知する。
今後も健康管理への意識づけを継続的に行っていく。

■國枝誠樹議員
▽こども110番の家の現状について
(1)こども110番の家の状況把握方法は。
(2)こども110番の店「みちくさ」との関係性は。
(3)こども110番の家やこども110番の店「みちくさ」の児童への周知方法や周知状況は。また、新たな取り組みへの周知方法は。

▽町長
(1)町では、各小学校とPTAが主体となって、毎年校区ごとに登録の確認および更新を行っている。
(2)提唱者の方から活動の趣旨説明と協力依頼があり、補助金なども含め町としても支援したいとお伝えした。
有志による地域で子どもたちを見守る取り組みは、教育委員会、学校としても大変ありがたい。活動の一層の広がりを期待している。
(3)こども110番の店「みちくさ」は、小中学校を通じて、取組内容や利用方法を周知したい。こども110番の家は、年度初めに通学路とこども110番の家を記入した校区地図を全家庭に配布するほか、一斉下校時に教員が同行し児童とともに確認するなど、各学校それぞれの方法で毎年周知している。また、気候の急変により下校を早めたとき、長期休暇前の安全指導の場など、機会を捉え児童生徒に伝えている。
今後も児童生徒の命を守ることを最優先とし、関係機関・団体と連携し安全確保に努めたい。

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