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自治体の皆さまへ

揖斐川町で笑顔で生きよう~認知症になっても安心して暮らせるまちづくりをめざして~

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岐阜県揖斐川町

■認知症とは
認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が壊れたり、働きが悪くなったりして、記憶力や判断力の低下など、脳の働きに不都合が生じ、生活するうえで支障が出ている状態を指します。アルツハイマー病や前頭(ぜんとう)・側頭型(そくとうがた)認知症、脳血管性(のうけっかんせい)認知症など、さまざまな脳の病気の総称です。
若年性認知症といって65歳未満で認知症を発症することもあります。

■身近な病気「認知症」
揖斐川町の高齢化率は40%を超えており、全国平均の29%と比べて高い状況です。高齢者の増加とともに認知症になる方も増えており、2025年には65歳以上の5人に
1人が発症するといわれています。
自分が認知症と診断されたら、どうしたらよいのか。また、家族や身近な方が認知症を発症した時、どのように接したらよいのか、戸惑う方は多いのではないでしょうか。認知症について正しく理解し、その時のために備えておきましょう。

■体調の変化に敏感でいましょう 早めの相談・受診へ
本人や周囲が「なにか変だな」と感じる程度の早期に医療機関を受診することで、認知症の症状を軽くしたり、進行を遅らせたりすることができます。また、事前に利用できるサービスについての情報を得ておくことで、症状が進んできたときの備えをしておくことができます。
認知症に限らず、病気の予防や早期発見、早期治療のため、かかりつけ医をもち、定期的に受診しましょう。

■認知症の症状
中核(ちゅうかく)症状:記憶障害、見当識障害、感情表現の変化など
例)時間や場所がわからなくなる、仕事や家事の段取りが立てられなくなる

性格・素質・環境・心理状態などの要因により支障が起こる症状

行動(こうどう)・心理(しんり)症状:うつ状態や幻覚・妄想、不安、徘徊など
例)意欲がなくなる、落ち着きがなくなる感情が不安定になる

■もの忘れと認知症の違い(イメージ)
▽年齢によるもの忘れ
出来事の一部を忘れる
例)食べたものを思い出せないが、食べたことは覚えている
▽認知症によるもの忘れ
出来事の全てを忘れる
例)食べたこと自体を忘れる

■認知症の理解を深めませんか
▽認知症サポーター養成講座(出前講座)
認知症の症状、認知症の方への接し方など、一緒に考え、学びましょう。学校、地域の集まり、職場などに出向きます。お気軽にお問い合わせください。
費用:無料
時間:1時間半程度

お問合せ・申込み:揖斐川町社会福祉協議会揖斐川支所
【電話】0585-23-0411

■認知症に関するご相談
▽認知症地域支援推進員(ちいきしえんすいしんいん)
認知症や認知症の方の介護で悩む方の相談、地域で認知症の方を支援するネットワークづくりなどを行っています
・揖斐川町社会福祉協議会揖斐川支所【電話】0585-23-0411
・久瀬診療所【電話】0585-54-2040

■生活や介護に関するご相談
▽揖斐川町地域包括支援(ちいきほうかつしえん)センター
医療、福祉、介護などについて幅広くご相談に応じます。必要に応じ、ご自宅等へ訪問も行います。
・揖斐川町 健康福祉課内【電話】0585-23-1341(センター直通)

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