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自治体の皆さまへ

楽集館だより

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岐阜県白川町

町立図書館 開館20周年

下記の予定は、状況により変更することがあります。
すぐメール・ホームページなどでご確認下さい。

■5月のカレンダー、イベント

■新着本紹介
▽本売る日々
著者/青山文平 発行/文藝春秋
江戸時代。本を行商して歩く私が見たものは、本を愛し、知識を欲し、人生を謳歌する在郷町の住人たちだった。

▽誰でもできる手前味噌
著者/杵島直美 発行/ブティック社
ジッパーつきポリ袋を使った、簡単においしくできて失敗知らずの味噌の作り方をプロセス写真で紹介する。レシピも収録。

▽ガリバーのむすこ
著者/マイケル・モーパーゴ 発行/小学館
アフガニスタンの少年オマールは戦争難民となり、母親と「ガリバー旅行記」に出てくる小人の国リリパットにたどりつく。

▽ぎざぎざくるくる葉っぱのカタチ
著者/佐藤直樹 発行/農山漁村文化協会
植物たちの「生きるカタチ」をさがしにいこう!さまざまな植物の葉っぱを「カタチ」から紹介。イラストとともに説明。

■今月の展示企画
・ミニギャラリー「佐見せせらぎ園作品展」
・テーマブック「本旅」

■館長だより
▽新コーナー開設に際して
初めて自分がパイプオルガンを見たのも触れたのも、白川町のピストイアホールにある緑色のオルガンです。30数年前、他のどことも違う文化を感じた経験でした。その頃、クオーレの里にイタリア館ができ、ピアチェーレができ、そのイタリアの風を運ばれたのが辻オルガンでした。
この度、オルガン建造の先駆者であり、白川町や国内外にオルガンの音の恵みを広められた辻宏氏を紹介するコーナーを設けることができました。工房を黒川に移転し、「辻オルガン」とされたのは、昭和51年。今から47年も前のことです。町にイタリアの風が吹き始めるきっかけとなった出来事は何か、今も続くイタリアオルガン音楽アカデミーの発足のいきさつは何か、どんなオルガンを建造され、また修復をされてこられたのか、辻先生や紀子夫人の著書を頼りに、知らないことばかりと向き合う日々でした。
幸いにも3月に長女の辻めぐみさんがドイツから帰国されて、多くのご助言と貴重な資料の数々も提供されました。そして、まるで引き寄せられるように、当時の関係者や思わぬ資料の出現があり、展示の充実につながりました。関係する方々のご協力にも深く感謝致します。辻宏氏の多大な功績がお伝えできますように、ぜひご観覧ください。

・本の除菌機をご利用ください。

問い合わせ:美濃白川楽集館
【電話】74-1022
開館時間 平日 午前9時~午後7時 土・日・祝日 午前9時~午後6時

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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