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総務課庁舎整備室 庁舎建設通信 vol.12

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岐阜県白川町

■町産材をとことん使い切る!
▽どうやって使い切るの?
原木を建物の柱や梁に製材するときに端材が発生します。新庁舎ではその端材も有効活用し、余すことなく原木を使い切る計画としています。例えば、羽柄材(※1)や仕上げ材、型枠に使うことを考えています。

▽桧を感じる空間に!
鉄筋コンクリート構造となる1階でも、桧を感じられる空間にできないかと、コンクリート壁の型枠に端材を使うことを検討しています。これにより、コンクリートに桧の樹皮が転写され桧の風合いを感じられる空間になります。
写真(本紙参照)は端材で作った型枠とコンクリート壁のモックアップ(※2)です。端材の並べ方や樹皮の有無など、4パターンを試作してみたところ、隙間をあけて樹皮を残したものが桧の風合いがでていい感じになりました。

(※1)羽柄材…柱や梁などの構造材を補うための下地となる、筋交や根太、垂木などの小さな角材や板材
(※2)モックアップ…実際に施工する前に仕上がりや質感を確認するための試作品

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