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自治体の皆さまへ

町立図書館開館20周年 楽集館だより

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岐阜県白川町

下記の予定等は、状況により変更することがあります。
すぐメール・ホームページなどでご確認下さい。

■7月のカレンダー・イベント

■お知らせ
▽読書感想文課題図書の貸出について
課題図書は、多くの方に利用していただけるように7月1日から8月27日までの間、貸出しを制限します。
貸出冊数:ひとり1冊(対象学年のカードでのみ貸出)
貸出期限:1週間(延長はお断りしています)
※返却は楽集館カウンターへお願いします。

■新着本紹介
▽ぼんぼん彩句
著者/宮部みゆき 発行/KADOKAWA
俳句という僅か17音で作られた世界の奥にはどんな物語が潜んでいるのか。繊細で彩り豊かに輝く全12編を収録。

▽みんなの節電生活
著者/木村俊雄 発行/自由国民社
いざ、節電!大切なお金と暮らしを守るために電気代をしっかり抑えよう。電気代高騰に負けない節電術を解説。

▽へそまがりの魔女
著者/安東みきえ 発行/アリス館
へそまがりがすぎて、呪うことしかゆるされない魔女と、優しさを知らない少女の、心あたたまる物語。

▽ぼくはいったいどこにいるんだ
著者/ヨシタケシンスケ 発行/ブロンズ新社
自分が今どこにいるのか、何が一番大事なのかとか、いろんなことを地図にしてみると、わかることがたくさんある。

■今月の
・ミニギャラリー「黒川保育園 園児作品展」
・テーマブック「この夏の読む、学ぶ、究める」

■館長だより
▽夏の川から
郷土の偉人、尾崎秀樹の父秀真は「白水」と号し、尾崎秀実はペンネームを「白川次郎」とし、共に白川への思慕を感じます。その白川の夏は、日差しに河原の白さが一層増して、最も川が美しい季節だと思います。
川といえば義父母が健在だった頃は、毎夏夫の実家の奈良へ帰省する度に吉野川の花火を楽しみました。義姉が予め見物の場所取りをしてくれた堤の上に座って、時々花火の玉殻がバラバラと落ちてくるほど近くで見上げる花火の見事なこと。花火が終わるころになると川上の方から、たくさんの精霊が流されてきて、ろうそくの赤い灯が暗い水面でふわふわと揺れているのも風情がありました。吉野川は和歌山県に入り、紀ノ川となります。先月和歌山は大雨で、テレビでは紀ノ川沿いの九度山が冠水している映像を流していました。九度山は高野山への登り口。そして有吉佐和子の「紀ノ川」の舞台でもあります。女三代の物語は、「家とはなにか」と思い始めた自分が若い頃、流れゆく水のように自然に逆らわないで生きることも女のたくましさかと一心に読んだものでした。
暑くなります。涼しい図書館で懐かしい本のページをめくってみてはいかがでしょう。

開館時間:
平日 午前9時~午後7時
土・日・祝日 午前9時~午後6時
本の除菌機をご利用ください。

問合せ:美濃白川楽集館
【電話】74-1022

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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