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自治体の皆さまへ

はじめようゼロカーボン2050(1)

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岐阜県関市

■2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ※を目指します
2022年2月、関市は二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。
近年、地球温暖化が進行し、世界各地で猛暑や豪雨といった異常気象が多くなっています。その原因は二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの増加だと言われています。
市、事業者、団体、市民、それぞれが互いに力を合わせ、二酸化炭素の削減に努め、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて取り組まなければいけません。
ご飯を残さず食べること。ものを大切にすること。もちろん、エネルギーを節約することもカーボンニュートラルに繋がっています。一人一人ができることから、環境に優しい行動を実践していきましょう。

◇カーボンニュートラル
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを言います。
地球温暖化対策として、日本では2020年10月、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロ※にする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。

◇地球温暖化
地球温暖化とは、私たち人間の活動により大量の二酸化炭素(CO2)等「温室効果ガス」が大気中に放出され、地球全体の平均気温が上昇する現象のことです。
このまま何も対策しないと100年後には世界の平均気温が最大4.8度上昇すると言われています。
[1986~2005年平均気温からの気温上昇(産業革命前と比較する際は0.61℃を加える)]

出典:IPCC 第5次評価報告書 統合報告書
政策決定者向け要約 図 SPM.1(a)より環境省作成

※実質ゼロ/全体としてゼロ…人為的な発生源による温室効果ガスの排出量と森林等による吸収量が均衡し、差し引きゼロになること。

■地球温暖化が進むとどうなる?
気温が上昇すると、暑熱による死亡や熱中症リスクの上昇、豪雨が頻発するなど様々な被害が発生すると予想されています。
・異常気象
・生態系への影響
・自然災害の増加
・食料生産への影響

◇自分に合ったゼロカーボンに取り組んでみましょう!
・節電・節水をする
・太陽光パネルの設置
・食事は食べ残さない
・自宅でコンポスト
・マイバッグマイボトルを使う
・長く着られる服を選ぶ
・電気自動車にする
・省エネ家電を買う

■「うれしい」と「ありがとう」をつなげたい
倉知保育園内地域子育て支援センターははこぐさ
日置(ひおき)寛子(ひろこ)さん

◇子ども服リユース広場
集めている物:子ども服、特にこれからの季節に着る物
日時:毎月第3木曜午前9時~正午
場所:倉知927番地1 くらちふれあいセンター1階多目的室

子どもの成長は早いもの。どんどん大きくなってサイズアウトしてしまった洋服たち。まだ着られるのにもったいない…。
地域子育て支援センターははこぐさでは、そんな子ども服を新しい子どもたちに着てもらえるように「子ども服リユース広場」を開催しています。
広場には、お母さんやお父さんが入れ替わり立ち代わり訪れて、手に取って広げたり、子どもに当ててみたりして気に入った服を持って帰っていました。
その前身は「あげます・くださいコーナー」と呼ばれる掲示板でした。そこからバザー、フリーマーケットと形を変えながら、20年近く活動を続けています。そして2年前から、くらちふれあいマーケットと一緒に開催するようになりました。
「自分の子どもが着ていた服を、誰かが着てくれたらうれしい、そんな思いで持ってきてくれるんだと思います」と日置先生は言います。会場には、大きな段ボールやエコバッグを抱えてくる人も。もう着られなくなった服をこの日のために保管して持ってきてくれるそうです。
地域の人たちや利用者の協力があって成り立っている子ども服リユース広場。地域の人たちに温かく見守られ、安心して子育てができる、そんな場所の一つとしてこれからも活動を続けていきます。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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