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市議会だより(1)

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岐阜県関市

■市議会第1回定例会
◇令和5年度予算案を審議
令和5年市議会第1回定例会を、2月15日から3月17日までの31日間、開催しました。
この定例会では、条例関係11件、一般議案6件、補正予算5件、新年度予算9件、新年度補正予算1件、人事案件7件、請願1件の、合わせて40件と令和4年第4回定例会から継続審査となっていた条例関係1件を審議しました。
審議日程は、次のとおりでした。
・2月15日の本会議1日目は、会期を31日間と決めた後、議案の説明が行われ、関市個人情報保護法施行条例の制定や関市広見財産区管理委員の選任など諮問7件について可決・同意しました。
また、新年度予算を審査するため、議長を除く21人の委員で構成する新年度予算特別委員会が設置され、委員長に三輪正善委員、副委員長に土屋雅義委員が選任されました。
・27日の本会議2日目は、議案に対する質疑を行い、関市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正など6件を可決・承認しました。
また、関市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部改正や、追加上程された令和4年度関市一般会計補正予算(第15号)、学校給食無償化を求める請願書など24件をそれぞれ所管の各常任委員会に、令和5年度関市一般会計予算など9件の新年度予算を特別委員会に付託しました。
その後、代表質問を行い、4人が当局の姿勢や方針について質問を行いました。
・28日の本会議3日目は、5人が一般質問を行いました。
・3月2日の本会議4日目は、5人が一般質問を行いました。
・3日~14日は各常任委員会および新年度予算特別委員会で付託案件の審査を行いました。
・17日の本会議5日目は、各常任委員長と新年度予算特別委員長から付託案件の委員会審査結果の報告が行われ、討論、採決を行いました。請願については不採択とし、その他の議案については、いずれも可決しました。
次に、追加上程された財産の取得(小型動力ポンプ積載車)、(消防ポンプ自動車)ほか1件を可決しました。
今定例会に付議された案件をすべて議了し閉会しました。

《代表・一般質問》
◇子育て支援の拡充
〔質問〕今年度の取組は
〔答弁〕今年度は、子育て世代に対し、経済的支援と相談支援を二本柱として事業拡大や新規事業を展開します。
経済的支援としては、子ども医療費助成の対象年齢を18歳到達年度末まで拡大します。
また、ひだまりギフト事業では、妊娠期から出産、子育てまでを通して保健師や助産師による伴走型相談支援を行うとともに、妊娠・出産後にそれぞれ5万円のせきpayを交付します。
さらに、新規事業のせきっこ未来応援券事業では、0歳から18歳までの子ども一人に対し、毎年3万円のせきpayを交付します。
また、相談支援を強化するため、新たに4か所の地域包括支援センター内に子育て世代がより身近な場所で気軽に相談できる場所を作ります。
保健センター内の子育て世代包括支援センター「ひだまり」と連携することで、子育て支援のさらなる充実を図っていきたいと考えています。

◇ふるさと納税
〔質問〕寄附金の使途は
〔答弁〕本市では、「人を豊かに、暮らしを豊かに、まちを豊かに」の3つの項目を設けて、寄附を募っています。
令和3年度の寄附金の主な活用実績は、子育て分野で公立保育園の運営や小中学校の教材および施設整備に約5億円、福祉医療費の財源として約5億円、交通安全施設整備、街路樹整備など暮らし関連で約2億円、企業立地促進奨励金など産業関連に約2億円と様々な事業に使用しています。
このほかに、寄附金の使途目的が明確でない「関市にお任せ」を選択する人からの寄附は、ふるさと納税関連経費として約18億円を充当しています。

◇DXの推進
〔質問〕ビッグデータの活用実績と今後の予定は
〔答弁〕令和4年度から、各事業で保有する累積データを利用して、事業推進の根拠となるようデータの分析を始めました。主な事例としては、子ども医療費助成年齢要件の引き上げについて、市の費用負担額の予測計算を行い、検討資料としました。
また、GPSから人流を統計的に把握する人流分析ツールを導入し、活用しています。例えば、本町BASEや古民家あいせきなどの来訪者総滞在時間や、市中心部への来訪実績などを把握し、関係事業課の資料としました。
今後は、特定健康診査受診率の向上や人口減少に対応する学校規模の適正化などに、データ分析を活用し、根拠に基づく政策立案を進めていきます。

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