市議会だより(1)

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■市議会第2回定例会
令和5年市議会第2回定例会を、6月2日から23日までの22日間、開催しました。
この定例会では、条例関係4件、補正予算5件、報告4件、人事案件1件、請願1件、議員提案1件の、合わせて16件を審議しました。
審議日程は、次のとおりでした。
・6月2日の本会議1日目は、会期を22日間と決めた後、議案の説明が行われ、関市農業委員会委員の任命の諮問1件について同意しました。
・13日の本会議2日目は、議案に対する質疑を行い、関市デイ・サービスセンター設置及び管理に関する条例等の一部改正1件を可決しました。
また、関市印鑑条例の一部改正や、令和5年度関市一般会計補正予算(第3号)など8件をそれぞれ所管の各常任委員会に付託しました。
その後、代表質問と一般質問を行い、5人が当局の姿勢や方針について質問を行いました。
・14日の本会議3日目は、6人が一般質問を行いました。
・15日の本会議4日目は、5人が一般質問を行いました。
・16日～21日は各常任委員会で付託案件の審査を行いました。
・23日の本会議5日目は、各常任委員長から付託案件の委員会審査結果の報告が行われ、令和5年度関市一般会計補正予算(第3号)に対し、修正案が提出されました。討論、採決の結果、令和5年度関市一般会計補正予算(第3号)の修正案は全会一致で可決し、修正案を除く原案やその他の議案も全会一致で可決しました。請願については不採択としました。
次に、追加上程された令和5年度関市一般会計補正予算(第4号)について審議され可決しました。
また、議員提案1件(特別委員会の設置)が審議され可決されました。その後、文教経済委員会、建設環境委員会の閉会中の継続調査と議員派遣1件を承認し、今定例会に付議された案件をすべて議了し閉会しました。

■代表・一般質問
◇新型コロナウイルス感染症
[質問]5類移行による変化などは
[答弁]新型コロナウイルス感染症は、5類に移行しますが、高齢者や基礎疾患のある人は重症化の危険があるため、予防対策を継続する必要があります。そのため、県では、24時間対応の総合相談窓口を設置し、福祉施設では、予防的PCR検査を継続します。
また、感染対策は個人の判断に任せられることになり、保健所による入院調整等は行われず、医療機関による通常の対応に変わりました。さらに、感染状況の把握は医療機関による定点観察へと変更され、医療費については、9月末まで薬剤費は全額公費負担ですが、外来診療費は原則自己負担になりました。
本市の対応で変わる点は、イベントや会議の催しは原則すべて実施することや、災害時における感染者の専用避難所は設置の必要がなくなりました。現在はオミクロン株が主流となり、致死率や重症化率は下がっていますが、依然として感染力が強いため、行政の業務継続に対する備えを万全にし、新しい日常を市が率先して作っていきます。

◇障害者手帳アプリの活用
[質問]「ミライロID」の導入は
[答弁]市が設置する公共施設の中には、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を提示することで利用料を減額している施設があります。
今後、市内公共施設の管理者、関係部署と協議を進め、障害者手帳アプリ「ミライロID」の提示についても各種手帳の提示と同様の扱いとし、利用料などの減額ができるよう運用体制を整えます。
アプリを利用する手帳取得者は増えると見込まれるため、利用者の意見を参考にし、市内事業所での導入も推奨していきたいと考えています。

◇統一地方選挙
[質問]臨時期日前投票所の設置状況は
[答弁]臨時期日前投票所は、平成27年の投票所の再編以降、板取、上之保地域において選挙の都度開設しており、今回の統一地方選挙においても板取地域で3か所、上之保地域で3か所の臨時期日前投票所を開設しました。
また、令和4年の参議院通常選挙からは商業施設のマーゴにおいても開設しています。
なお、平成28年から実施している関商工高等学校での臨時期日前投票所については、統一地方選の時期には18歳に達している生徒がほとんどいないため、実施を見送りました。