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まちの話題いろいろ(2)

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岐阜県養老町

◆子どもたちが安全に登校できるように
3月28日(火)に、町内小学校に入学する新1年生が安全に通学できるようにと、養老地区交通安全協会より黄色いランドセルカバーが寄贈されました。この活動は、子どもたちの安全な登下校のために、20年以上続けられています。
西脇武敏協会長は「慣れない通学路を歩く子どもたちの安全を守るために毎年贈っています。子どもたちには笑顔で、安心安全に登校してほしいです」と話しました。ランドセルカバーは新1年生143人に配られました。

◆春季の観光シーズン到来を告げる
3月21日(火)に、日本の名水百選である「菊水泉」から湧き出る水を汲み取り、養老神社などに献水し、春季の安全を祈願する「若水取り」が執り行われました。今年も昨年に引き続き、規模を縮小して関係者にて神事のみでの開催となりました。
町観光協会の中村一会長は「長い歴史を持つ伝統行事である若水取りを、今年も無事に執り行うことができて感謝しています。ここ数年は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、規模を縮小して関係者のみで開催しています。春の観光シーズンを迎えるにあたり、皆で力を合わせて町を盛り上げていきたいと思います」と話しました。

◆親孝行の精神を後世に残す
4月6日(木)に養老孝子源丞内の会より、同会が発行している冊子「養老孝子物語」を1,000部寄贈していただきました。伊藤恭子会長は「孝子源丞内の物語を後世に伝え、広く知ってもらうことで、日々の感謝を忘れない人づくりに役立てていただきたいと思い、寄贈しました。コロナの影響で、社会の繋がりや家族の絆が希薄になってしまっていると感じられるので、今こそ孝子源丞内の精神を持ち、大切にしていってもらいたいです」と冊子の寄贈に至った思いを話しました。
いただいた冊子は、養老駅観光インフォメーションなど、町の観光拠点に設置し、配布します。

◆利用されていない建物・土地を活用するために
4月10日(月)に町と公益社団法人岐阜県宅地建物取引業協会西濃支部は「養老町空家・空き地バンク事業の実施に関する協定」を締結しました。この協定は「養老町空家・空き地バンク事業」に登録される物件の調査や売買、賃貸借の交渉・契約の媒介を宅地建物取引の専門家である同協会西濃支部に委託できることを定めたものです。
同協会の高木隆彦西濃支部長は「人口の減少に伴い、空家や空き地は増えていっています。宅地の空き地はもちろん、農地の空き地についても様々な問題はありますが、解決に向けて町と協力して取り組んでいきます。また、放置されている建物や土地については、ひとつでも多く利活用できるよう努力していきたいです」と話しました。

◆薩摩義士への感謝の思いを後世に
4月10日(月)に町薩摩義士顕彰会主催の薩摩義士春季慰霊祭が大巻薩摩工事役館跡で行われ、関係者らが参加しました。昨年と同様に、来賓や池辺小学校児童らの参加を見送り、薩摩義士たちの冥福を祈るための神事が行われるのみとなりました。
同会の樋渡聡会長は「今年の慰霊祭も神事のみ行うこととしましたが、引き続き、薩摩義士に対する感謝の気持ちを後世に伝え、思いを次世代へと繋いでいきたいと思います。次回の慰霊祭は、子どもたちをはじめとした地域の皆さまとともに開催できることを心から願っています」と思いを話しました。

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