■今もなお愛される歌謡民謡
11月25日(土)に専念寺(高田)において山口俊郎先生顕彰会による祥月法要式が行われ、冥福を祈りました。山口俊郎先生は、おんな船頭唄(三橋美智也)や男のブルース(三船浩)など数多くのヒット曲を生み出すとともに、多くの民謡の編曲も手がけました。
顕彰会の安田澄雄会長は、先生の残した功績を振り返りながら偉大なる遺徳を偲びつつ、功績を紹介するとともに広く世に伝えていくことで、このまちから先生に続く音楽家が輩出されることを願いました。
■地域が繋がるフェスティバル
12月2日(土)に室原ふれあい広場にて「ふれあいフェスティバルむろはら」が開催されました。寒い時期の開催となりましたが、地元住民をはじめ、多くの来場者がありました。産地直送の野菜などを販売する軽トラ市や地元住民による手作り雑貨やおはぎ、たいやきなどを販売するフリーマーケット、周辺地域の企業によるPRブースなどにより会場は盛り上がりました。地域住民がふれあう場となるとともに、周辺企業との交流の場ともなり、地域の繋がりを再確認する機会となりました。
■勝って兜の緒を締めよ
京都府で開催された第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会(15歳以下男子)での優勝と、岡山県で開催される第16回全日本ユース(U16)水球競技選手権大会-桃太郎カップ-への出場を報告するために、野村倫太郎選手と大橋龍生選手が11月27日(月)に川地憲元町長を訪問しました。
両選手は「先輩たちの支えもあり、チーム目標であった優勝することができました。これに満足することなく、次の大会にも優勝を目指して気を引き締めて臨みたいです」と喜びとこれからの意気込みを話しました。
■人に寄り添うために必要なこと
12月9日(土)に町民会館において養老町人権擁護推進大会を開催しました。小・中学生4人による人権についての意見発表が行われたあと、高橋美江さんによる「わたしのヤングケアラー」を演題とした講演が行われました。高橋さんは講演の中で、自身が経験した苦悩や葛藤から考える「誰かと関わるうえで心がけるべきこと」に触れ、自分本位な思いやりとならないために必要なことを伝えました。参加者は意見発表や講演を聴き、相手を尊重するとはどういうことなのか、今一度考える機会としました。
■西濃地区生活学校研究交流集会が開催されました
11月16日(木)に町中央公民館にて西濃地区生活学校主催の研究交流集会が開催され、養老町、大垣市、垂井町など西濃圏域の生活学校の会員約50人が集まりました。生活学校は、生活者の視点を活かして“安全で安心して暮らせる地域づくり”をテーマに、地域社会や生活課題を取り上げて活動しています。各生活学校によるプレゼンテーションでは、それぞれが活動テーマとしている諸問題についての活動成果を発表し、参加者は熱心にメモを取りながら聴いていました。
■家族と過ごす日曜日
養老町学校保健会と養老郡養老町PTA連合会は、岐阜県が取り組んでいる「家庭の日」に合わせて毎月第3日曜日を「家族ふれあいDAY」とし、家族一緒に運動や料理をすることでふれあう時間を増やし、家族の絆を深める活動を推進しています。この取り組みは令和5年7月からスタートし、町内の小・中学校で活動の輪を広げています。皆さまの家庭でも第3日曜日は家族と過ごすふれあいの日としてはいかがでしょうか。
■地域文化を通して育む豊かな心
詩人としての優れた活動とともに、岐阜県詩人会の会長を務めるなど地域文化の振興への功績が認められ、文部科学大臣から地域文化功労者表彰を受彰した冨長覚梁さん(室原)が12月7日(木)に川地憲元町長を訪問しました。また、本町においても「養老町家族の絆 愛の詩」の審査員として第1回から今年度まで24年間務めていただいています。
冨長さんは「身の回りでの出来事や自然などが語りかけてくるメッセージを感じ取り、会話することで、繋がりを感じながら生活し、豊かな心を育んで欲しいです」と話しました。
■地域で備える「自助・共助」
11月19日(日)に笠郷地区(写真左)、12月10日(日)に上多度地区(写真右)において自治町民会議による防災訓練が行われました。訓練は自治町民会議の役員が中心となり、地震をはじめとした災害発生時に、地区での初期対応を迅速かつ適切に実施するため、防災意識を養うとともに地域防災力を向上することを目的として行われました。各地区住民は、避難所設営や応急手当てなどの訓練に参加し、自助・共助において必要となる知識を学びました。また、町職員により災害時に役立つ「防災アプリ」などの情報発信ツールへの登録を呼びかけました。
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