新年のご挨拶

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■年頭のごあいさつ
新年、あけましておめでとうございます。
皆さまには、輝かしい新年をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。
新型コロナウイルス感染症も昨年5月に感染症法上の取り扱いが5類へと移行され、様々な地域行事やイベントが開催されるようになってまいりました。町民の皆さまと直接お会いし、色々なご意見を伺う機会にも恵まれ、町長として充実した1年となりました。
本年は、町制施行70周年という、養老町にとって節目の年を迎えることとなります。今一度、本町の歴史・文化に目を向け、その魅力を最大限引き出し、コロナ禍で薄れてしまった人と人、人と地域との結びつきを強めてまいりたいと考えております。併せて、本町の魅力を町外・県外へと積極的に発信し、交流人口・関係人口の拡大・深化に努めてまいります。
町の発展には、町民の皆さまの協力が必要不可欠です。皆さまと一緒になって、町制施行70周年を契機に、地域の活性化に向けた新たな一歩を踏み出してまいります。
また、本年秋には「清流の国ぎふ」文化祭2024が、令和7年春には第42回全国都市緑化ぎふフェア、同年秋にはねんりんピック岐阜2025が開催されるなど、全国規模の大会が目白押しです。
本町は、全ての大会で会場となりますので、歴史・文化・観光・健康・福祉といった様々な分野において、私たちのまちの魅力を発信してまいります。そして、全国から来場された皆さまに「養老町に来て良かった」「また養老町に来てみたい」と感じていただけるよう最大限のおもてなしで、お迎えいたします。
人の動きも活発になり、コロナ禍の大きな波を乗り越えつつあるなかではございますが、物価高騰の影響は継続している状況でもあります。国際的な原材料価格の高騰と円安が重なり、輸入価格の上昇に端を発したものと考えられます。町民生活や地域経済へも多大な影響を及ぼしており、継続的な支援策が必要でございます。深刻な影響を受けやすい子育て世帯を中心に町民生活と地域経済の活性化を見据えた支援策を継続・展開してまいります。
私が町長に就任してから1年が経過しました。町政の舵取りに試行錯誤してまいりましたが、胸に秘めたモットーは変えることなく、また、立ち返る場所として、どのような時でも大切にしてまいりました。
現在、様々な課題がございます。新たな課題に直面することもあろうかと思います。そのような中でも「現場主義・町民目線」を胸に、ブレることなく、養老町の明るい未来のために、邁進してまいります。
最後になりましたが、本年も町民の皆さまにとりまして、希望に満ちた、かけがえのない一年となりますことを祈念し、年頭のあいさつとさせていただきます。

■～新成人に贈ることば～　町長メッセージ
輝かしい新春を迎え、新成人となられた皆さま、誠におめでとうございます。養老町の未来を担う皆さまが、心身ともに健やかに成長され、無事にこの日を迎えられましたことを心よりお慶び申し上げます。また、今日に至るまで、愛情深く育ててこられたご家族をはじめ、先生方や地域の皆さまにも心よりお祝い申し上げます。
人生の大きな節目を迎えられた今、これまでの歩みを振り返るとともに、これから始まる新しい時代の門出に決意を新たにされていることだと思います。皆さまの若さ溢れる情熱とエネルギーで何事にも果敢に挑戦し、新しい道を切り開いていってください。この先待ち受けている素敵な出会いやたくさんの学び、全ての経験は人生における大きな財産となるでしょう。皆さまが養老町の未来、「明日を拓く」大きな力となることを心から期待しています。
結びに、皆さまのご健勝とより一層のご活躍、ご多幸を祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

養老町長　川地　憲元