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自治体の皆さまへ

公共交通始めよう。わたしの「移動」に公共交通を。(1)

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岡山県

【知事のあいさつ】
電車やバス、タクシーなどの公共交通機関は、生徒・学生や高齢者、マイカーを持たない方などにとって、日々の移動手段として必要不可欠なものです。また、今、公共交通を利用していない方でも、免許を返納したりお子さんが遠方に通学するなど、将来公共交通が必要になる時が来るかもしれません。
しかし、マイカーの普及や少子化・高齢化、新型コロナウイルス感染症の流行などの影響から公共交通利用者が減少傾向にあり、公共交通事業者の経営努力だけで公共交通を維持することは限界がある状況となっています。
地域の公共交通を未来に残せるかどうかは、今、私たちの取り組みにかかっています。
県は、市町村や事業者と連携し、地域公共交通の利便性向上に取り組んでまいります。県民の皆さんもぜひ公共交通の積極的な利用をよろしくお願いします。

岡山県知事 伊原木隆太

【01-まずは知ろう!県民の公共交通の利用状況は?】

◇パーソントリップ調査を実施
パーソントリップ調査は、県民の皆さんのある1日の動き(「いつ頃」、「どこからどこへ」、「何のために」、「どうやって」移動したか)を調べるものです。県では、公共交通をより便利に改善することを目的として、令和4年(2022年)10月にパーソントリップ調査を実施しました。

◇公共交通の課題
自動車(マイカー)を利用する人が増えることで、公共交通にとって悪影響が生まれています。


「公共交通は利用しないとさらに不便になるんだね」
「みんなで利用して負のスパイラルを止めなくちゃ!」

○Topics-地域ごとの課題解決のために…地域公共交通会議
県内の多くの市町村に、地域における公共交通のあり方や、需要に応じた旅客の運送などについて協議するための会議が設置されています。参加するのは、市町村、県、運輸局、交通事業者、交通事業者の運転者組織、住民利用者代表、道路管理者、警察、学識経験者など。地域公共交通計画を作成し、まちづくりと連携した公共交通ネットワークの再構築などを推進するほか、バス・コミュニティバスの運賃や、路線・停留所・運行時刻などを話し合っています。

【02-だから使おう!公共交通のメリットは?】
公共交通には、マイカーにはないさまざまなメリットがあります。今こそマイカー中心の生活を見直しませんか?

◇公共交通のメリット
メリット(1)環境にやさしい
公共交通には一度に何人も乗れるので、二酸化炭素排出量の削減につながります(バスはマイカーの約1/2)。

メリット(2)交通渋滞の緩和
一度に多くの人を運べるので、道を走る自動車の数が減って渋滞が起こりにくくなります。

メリット(3)安全(交通事故リスク減)
マイカーによる交通事故のリスクを低減させることができます。

メリット(4)地域活性化
住んでいる人も旅行者も移動しやすい交通環境は、街のにぎわい創出につながります。

メリット(5)運動量の増加
徒歩での移動距離が短いマイカーに比べて、公共交通を使うとバス停や駅へと歩く機会が増えて健康増進につながります。

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