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自治体の皆さまへ

県議会だより

3/13

岡山県

県議会では、議会の閉会中も、各地域の課題を把握し、県民の意見を県政に反映させるための活動に取り組んでいます。今回は、県行政を6つの分野に分けて審査や調査を行っている常任委員会が、県内各地で実施した現地調査の一部をご紹介します。

■総務委員会
井原鉄道株式会社を調査(8/8)
平成11年(1999年)に開業した井原鉄道は、本県を含む9自治体から、公的支援を受けて岡山県総社駅と広島県神辺駅を結ぶ41.7kmを運行し、地域住民の移動手段と地域の経済活動の基盤としての役割を担っています。
井原駅を視察した後、駅名ネーミングライツ事業など、コロナ禍による厳しい運営状況からの回復に向けた利用促進の取り組みなどについて説明を受けました。

■農林水産委員会
JA晴れの国岡山びほくトマト選果場を調査(7/13)
岡山産夏秋トマトの出荷量は、高梁市と吉備中央町で県内の約6割を占めており、平成30年(2018年)には選果場の自動選別機や箱詰機、冷蔵施設の機能を強化し、選果精度の向上などにより有利販売につなげてきました。生産量の拡大と品質管理によって、農家所得の安定に取り組んでいます。
施設の概要について説明を受けた後、選別機による自動選果を視察しました。

■環境文化保健子ども福祉委員会
備前市汚泥再生処理センターを調査(7/18)
備前市では、循環型社会の実現を目指し、廃棄物の減量化や再生利用に関する目標量などを定め、各種施策に取り組んでいます。備前市汚泥再生処理センターは、平成28年(2016年)に竣工し、県内で先駆けて、し尿及び浄化槽汚泥からリンの回収・資源化を始めました。
センターの概要や、し尿・浄化槽汚泥の処理などについて説明を受けた後、施設内を視察しました。

■土木委員会
一級河川砂川の整備状況を調査(7/12)
平成30年7月豪雨により堤防が決壊し、約750haに及ぶ甚大な浸水被害が発生した一級河川砂川では、再度災害の防止を図るため、「河川激甚災害対策特別緊急事業」として、築堤や河道掘削などの治水対策を集中的に進めており、令和6年度(2024年度)の完了を目指しています。
工事概要や事業の進捗状況などについて説明を受けた後、施工現場の状況を視察しました。

■産業労働警察委員会
真庭あぐりガーデンを調査(7/13)
真庭あぐりガーデンでは、「真庭の食を楽しむ」をテーマに、素材本来の味を生かした地元の旬の食材を提供しており、今年4月には、野菜や肉製品・お菓子の加工施設を併設してリニューアルオープンし、地域の食、農業、文化、福祉、観光などを総合的につなぐ循環型社会づくりに取り組んでいます。
地域との交流事業や特産品の販売状況などについて説明を受けた後、施設内を視察しました。

■文教委員会
美咲町立旭学園における教育活動を調査(7/12)
美咲町立旭小学校と旭中学校が統合し、今年4月、県北初の義務教育学校として開校した美咲町立旭学園は、9年間の小中一貫教育で弾力的にカリキュラムを運用し、特に、郷土学習と英語教育に力を入れています。
旭学園の開校の経緯や概要、特色ある教育活動について説明を受けた後、全学年の授業参観や学校施設を視察しました。

問合せ:岡山県議会事務局政務調査室
【電話】086-226-7553【URL】https://www.pref.okayama.jp/site/gikai/

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