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久米南中2年生 職場体験学習

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岡山県久米南町

7月5日から7日までの3日間、久米南中学校2年生の職場体験学習が行われました。31人が町内20の受け入れ事業所で、それぞれの「初仕事」にチャレンジ。働くことの意味や喜び、苦労などを学びました。
役場には、佐藤絆央さんと安田望乃さんの2人が訪れ、職場体験の取材や広報紙原稿の執筆などに挑戦しました。
それでは、佐藤さんと安田さんの2人が取材した職場体験を紹介します。

私たちが取材しました
佐藤絆央さん
安田望乃さん

■誕生寺保育園
園児たちと楽しく水遊びをしていたのは頃末渚くん。
保育園では小さな子どもたちと接するため「園児の目線の高さに合わせて話をすること」「正しい言葉遣いで話すこと」「いつも笑顔でいること」に気を付けていたそうです。
頃末くんは、園児たちから「お兄ちゃーん、遊ぼー」と、大人気の様子。園児たちの呼びかけに、全力の笑顔で応えていました。

■髪家 華
髪家華では、福島和琴女さんと安田悠莉さんの2人が、美容師の仕事を体験。練習用ウィッグでカットやパーマロッドを巻いたり、ネイルの体験や道具出しのアシスタントなど、真剣に取り組む姿がありました。
「どれも高度な技術が必要で、想像以上に難しい」と言いながらも、体験先での2人はずっと笑顔。生き生きと仕事を楽しんでいました。

■南農機商会
南農機商会では、清水謙心くんが汗を流しながら草刈り機を組み立てていました。ほかにも、コンバインに付いた土を落としたり、トラクターの歯を交換したりと、体を使う仕事に一日で腕がパンパンになったそうです。その分、仕事の達成感は大きく「働くことは大変だけど楽しい」と話す清水くんの笑顔が印象的でした。

■平野林業
農業に興味があったという森下潮音さんは、平野林業で農林業の仕事に挑戦。まきをまとめる作業やお寺で使われる護摩木を束ねる作業、野菜の袋詰めや出荷作業を頑張っていました。森下さんは「やりたかった仕事が体験できてうれしい」とにっこり。仕事をする上で「あいさつの大切さ」を学んだそうです。

■弓削郵便局
郵便局に入ると、井口和さんがにっこり笑顔で接客をしていました。切手の販売や郵便料金の説明などを体験した井口さん。「お客さんのお金を扱うのでとても緊張した」と話し、責任感を持って仕事に取り組んでいました。

◆お世話になった事業所の皆さん ありがとうございました(敬称略・順不同)
・天満屋ハピーマート 弓削店
・三船商店
・サンサンくめなん
・弓削郵便局
・直進
・セブンイレブン 久米南町上弓削店
・道の駅くめなん
・JA晴れの国岡山 久米南支店
・光元農園
・平野林業
・南農機商会
・清水自動車整備
・萩原歯科医院
・髪家 華
・津山圏域消防組合 久米南分署
・久米南町図書館
・町内保育園
・役場

◆職場体験を通じて…
私が3日間の役場の職場体験で特に印象に残ったことは「原稿を作る大変さ」です。広報紙を作るためには取材に行きます。取材は、その場で質問を考えないといけないことが多く、とても難しかったです。でも、大変なのはこれからでした。私たちは、取材した内容を分かりやすくまとめ、記事にしなくてはいけません。取材したときの情景や相手の表情を言葉にしてまとめるのがこんなに難しいとは思いませんでした。何度も何度も考えて、自分ができる限りの力で原稿にまとめました。
広報紙作成のほかにも、たくさんのことを役場で体験する中で、私たちの生活をいつも支えてくれていることに気付きました。これからは、感謝の気持ちを持って生活していきたいと思います。
[佐藤絆央]

◆職場体験を通じて…
私はこの職場体験で、あいさつの大切さや取材の難しさなどいろいろなことを学びました。取材で訪れた事業所の方から「あいさつで第一印象が変わる」というお話を聞いて、これからどんな場面でも元気なあいさつができるようにしたいと思いました。
また、広報紙の作成では、インタビューや撮影の難しさを実感。特に、自然体の表情やコメントを引き出すことが大変でしたが、初めて手にした一眼レフで自分の思い通りの写真が撮れたときはうれしかったです。
そのほか、役場の中にはたくさんの仕事があり、3日間で楽しいことから大変なことまで多くのことを学ぶことができました。この経験を今後の学習や生活に生かしていきたいです。
[安田望乃]

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