■森林や緑の大切さを考える 全国植樹祭を前に記念植樹
5月に岡山県で57年ぶりに開催される「第74回全国植樹祭」を記念して3月11日、庁舎等複合施設前で久米南町記念植樹を行いました。
植樹には、弓削小学校6年生の児童6人をはじめ、町長など10名が参加。青空の下、植樹箱に入ったソメイヨシノ2本、ハナミズキと町木のイチョウ各1本の苗木に、スコップで優しく土をかぶせていきました。
立石瑛都くんは「町の豊かな自然を大切に守っていきたい」とにっこり。この苗木は後日、道の駅くめなんへ定植しました。
■北庄棚田の味をPR 道の駅で棚田まつり
北庄中央棚田天然米生産組合(西河明夫組合長)による第29回棚田まつりが3月24日、道の駅くめなんで開催されました。
これは、県内外から道の駅を訪れる多くの人に、北庄棚田の味を楽しんでもらおうと、同組合が企画する恒例イベント。5年ぶりの開催となったこの日、道の駅イベント広場には、北庄棚田で栽培したコシヒカリや棚田米を使った三色むすび、桜もちなど、北庄棚田自慢の味がずらり。餅つきの体験もあり、大勢の家族連れらでにぎわいました。
■いつまでもお元気で 赤本茂子さんが満100歳
上神目の赤本茂子さんが3月23日、めでたく満100歳の誕生日を迎えられました。
赤本さんは大正13年生まれ。2人のお子さんに恵まれ、農業をしながら和裁の仕事にはげまれました。手先が器用で、若い頃に作ったという刺しゅう絵画は今も大切に自宅へ飾られています。好き嫌いなく何でも食べ、庭に出て日光浴をするのが楽しみという、家族思いの優しいおばあちゃんです。
22日には、町長らが自宅を訪問し、長寿を祝福。赤本さんは「長生きできたのは家族のおかげ。うれしいね」と穏やかな表情を浮かべていました。
■迅速、的確な操作技術を競う 町消防操法訓練大会
町民運動公園多目的広場で3月10日、第48回町消防操法訓練大会が開かれ、ポンプ車の部で第1分団第1部(下弓削・西山寺)が3大会連続、小型ポンプの部で第1分団第5部(全間)が13大会ぶりの優勝に輝きました。
大会には、ポンプ車の部3チームと小型ポンプの部10チームが出場。連夜にわたる訓練の成果を発揮し、迅速かつ的確な操作技術と旺盛な士気を披露しました。
それぞれの部で優勝、準優勝したチームは、町の代表として、4月14日に美咲町で開かれた第62回久米郡消防操法訓練大会へ出場しました。
そのほかの成績は、次のとおりです。
▽ポンプ車の部
準優勝 第2分団第1部(里方・山ノ城)
▽小型ポンプの部
準優勝 第1分団第4部(下二ケ・上二ケ・仏教寺)
第3位 第2分団第2部(南庄)
■大人と語り、多様な生き方学ぶ 久米南中「中学生だっぴ」
中学生が大学生や大人と語り合うキャリア教育プログラム「中学生だっぴ」が3月8日、久米南町コミュニティセンターのホールで行われ、久米南中学校の1年生24人が、大人との対話を通じて自分の将来を考え、多様な生き方を学びました。
これは、同プログラムを県内各地で実施しているNPO法人だっぴ(岡山市)の協力により行われたもの。中学生と町内外から参加した20人の社会人や大学生が8グループに分かれ「夢中になれること」「どんな人になりたいか」などのテーマに沿って、自分なりの答えをスケッチブックに書き、一斉に見せ合って対話。それぞれの思いを自由に話し合いました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>