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中学生海外ホームステイ(1)

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岡山県井原市

市では、中学生を対象に海外での生活を通して英語力を養うとともに外国の生活や文化を理解し、人間性豊かに育ってもらうために、海外派遣事業を実施しています。
本年度は、7月29日から8月6日までの9日間、イギリス(ドーセット州ボーンマス近郊)へ5人を、また、8月1日から11日までの11日間、オーストラリア(ニューサウスウェールズ州バサースト近郊)へ55人を、それぞれ派遣しました。
異国の地での体験を通して、彼らはどんなことを感じ、何を学んできたのでしょうか。

■イギリス
▽木之子中学校3年 川井莉緒(かわいりお)
「イギリスで過ごして」
初めての海外で、イギリスに行きました。大きな教会を見学し、その日は大雨でしたが、たくさんのステンドグラスがキラキラと光って見え、そのきれいさに圧倒されました。ホームステイ中は語学学校に通いました。日本の文化を紹介するジャパンナイトというイベントでは、私は折り紙で吹きゴマの折り方を紹介しました。英語で折り方を伝えるのは難しかったけど、完成してコマが回ると〝グッド〟と喜んでくれて、うれしかったです。
初めての場所やいろいろな国の人とコミュニケーションをとることは緊張しましたが、楽しい思い出になりました。
これからも英語を学び、もっと話せるようになりたいです。

▽木之子中学校3年 河田圭佑(かわたけいすけ)
「海外研修で学んだこと」
海外研修で、イギリスと日本との文化の違いを一番に感じました。例えば、ホストファミリーの家では、全てのドアに鍵が付いていて外から中の様子を見ることができないようになっていました。また、授業では宿題として自分の考えを書いて発表することが多かったので、各個人の時間や意見を大切にしていると感じました。そして、ネイティブの英語の使い方では、さまざまなことが学べました。基本は簡単な単語の組み合わせが多かったので、相手が長文を話す時には、聞いた後に〝〇〇であってる?〟と聞くようにしました。
私は、とても貴重な体験ができたので、この体験を今後に生かしていきたいです。

▽木之子中学校3年 武藤嘉花(むとうかはな)
「イギリスで過ごした日々」
初めてイギリスに行きました。行く前は〝楽しみだけどちゃんと英語で会話できるかな〟といろいろな思いがありました。午前中はアクティビティを行い、午後からはそれぞれのクラスで授業を受けました。アクティビティでは、ボーンマスの観光をしました。自由時間があったので、友達と一緒に買い物をしたりしました。商品の説明はすべて英語で表記されていたり、使えるお金が円ではなくポンドだったので、少しの買い物をするだけでもとても苦労しました。アクティビティの後は、さまざまな国の人たちと一緒に授業を受けました。頑張って話しかけてみたけど、ちゃんと伝わらないことがあってとても大変でしたが、たくさん話をしてみると、ちゃんと伝わるようになってきました。伝わった時は、とてもうれしかったです。
コミュニケーションを取ることの楽しさ、生活の仕方・文化の違いなど、さまざまなことを学ぶことができてとても良い経験になりました。

▽井原中学校1年 細川蓮央(ほそかわれお)
「かけがえのない思い出」
イギリス研修に行って感じたことは、二つあります。
一つ目は、意外と自分の英語が通じたことです。ホストファミリーと会話して、ホストマザーやホストファザーの話が理解でき、楽しく会話することができました。
二つ目は、観光地が多く、街に活気があふれていたことです。ロンドンは特に、街中でパフォーマンスをしている人がいて、それを大勢の人たちが楽しそうに見ていました。
イギリス研修では、毎日が刺激的で充実していて、私にとって価値のある、かけがえのない9日間でした。

▽高屋中学校3年 森川古都(もりかわこと)
「イギリスで得た私の目標」
初めての海外で、英語が話せるかどうかとても不安でした。でも、ボーンマスの人はとても優しかったです。
初めホストファミリーや学校で話をするのはかなり苦戦したけど、私が理解しようと頑張ると、相手も私が解るまでジェスチャーや絵を用いて伝えようとしてくれました。そのおかげで、片言や単語を繋いで理解が出来るようになりました。そして、片言でも伝わるとすごくうれしいし、毎日諦めず積極的に伝えることが私の自信に繋がりました。
この海外派遣事業の参加がきっかけで、英語をもっと学びたいと思いました。もっと英語を勉強して、またホームステイに行っていろいろな人と交流することが私の目標になりました。

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