慰謝料の基準を知っていますか
■相談例
交通事故で被害者となり、保険会社から示談金額の提示があったが、慰謝料が適正な金額なのかどうか分からず、示談してよいか判断できない。
■アドバイス
示談金の内訳には、治療費・入院諸雑費・通院交通費・休業損害・慰謝料などがあります。交通事故の慰謝料は、被害者の精神的苦痛に対して支払われる金銭的補償です。算定基準には「自賠責基準」「任意保険基準」「弁護士基準」の3つがあり、「弁護士基準」が最も高額となります。
示談の際、保険会社は通常「任意保険基準」で計算しますが、弁護士特約を付けている場合は、弁護士に委任すれば、「弁護士基準」で計算されるため、加入している保険に応じた内容での交渉となります。
弁護士特約がない場合は、交通事故紛争処理センター(弁護士費用無料。郵便代・交通費実費)を利用するという方法があります。詳しくは、交通事故相談所へ。
交通事故相談所では、専門の相談員が相談に応じています。交通事故のことで分からないことや困っていることなど何でも相談してください。秘密厳守。無料。面談の場合は予約優先
問合せ:本庁交通事故相談所
【電話】426-3110
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