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G7倉敷こどもサミット

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岡山県倉敷市

「G7倉敷こどもサミット」の開催に向けて、昨年12月末にプレミーティングとして「働くこと」をテーマに「倉敷こどもミーティング」を行い、生徒が自由に意見を出し合いました。さらに、今年1月・2月に「G7倉敷こどもサミット実行委員会」を開催し、代表生徒が宣言書の作成に向けて準備を進めてきました。そして、当日の活発な議論を経て、「G7倉敷こどもサミット宣言書2023」が完成しました。市ホームページで、当日の動画も公開しています。

■皆さんにはこれからも関心を広げ活躍されることを期待します
加藤勝信 厚生労働大臣
これから先のデジタル化、グリーン化、働き方の多様化、少子高齢化などさまざまな変化に対応できるように、勉強したり技を磨いたりして「人への投資」を広げていく必要があります。また性別・年齢・人種・障がいの有無などに関係なく、持てる力を発揮してもらえるように、そして、やりがいを持って仕事をしていただけることが大切です。これらが今回の労働雇用大臣会合の大きなポイントになるだろうと思います。皆さんの宣言書の内容はその議論を先取りしていただいたように思います。今日の議論をもとに、さらに関心を広げていって活躍していただきたいと思います。宣言書は大臣会合の時に紹介できればと思っています。

・市では、平成28年にG7倉敷教育大臣会合が開催されて以来、G7倉敷こどもサミット宣言記念として、毎年、中学生英語スピーチコンテストを実施しています。昨年10月に発表した2人の生徒が代表して英語スピーチを披露しました。
・子どもたちの意見は「G7倉敷こどもサミット宣言書2023」として採択され、生徒の代表から加藤大臣と伊東市長に手渡されました。

■G7倉敷こどもサミット宣言書2023
~働きやすい社会にするために今、私たちにできること~
Think globally,act locally
働きやすい社会の実現を目指して私たちは次のように行動していくことを誓います。

I 将来、私たちが自分らしく働くことができる環境をつくるために
私たちは今、
自分らしさを大切にし、個性を磨きます。将来について考え、責任をもって行動します。様々なことに挑戦し、将来に役立つ力をつけていきます。

II 将来、みんなが公平で平等な社会をつくるために
私たちは今、
正しい知識を身に付け、差別や偏見をなくし、相手を受け入れる心をもちます。一人ひとりの個性を尊重し、みんなが活躍できるように行動します。性別や国籍、障がい等に関係なく、自分の力を発揮できる機会を大切にします。

III 将来、私たちがお互いを認め合い、高め合い、より良い人間関係を築くために
私たちは今、
気持ちよくあいさつし、ルールや礼儀を大切にして行動します。話し合うことを大切にし、お互いの意見を交流します。より多くの人とつながり、相手の立場を尊重します。周りの人と支え合いながら、成長し続けます。

IV 将来、世界中の人々が安心・安全に働くことができるために
私たちは今、
世界の現状を知り、進んで自分たちにできることを発信していきます。限りある資源を無駄なく使い、自然環境を大切にします。戦争のない平和な世の中をつくります。

私たちは、倉敷市中学校の代表者としてG7倉敷こどもサミットに集い、働きやすい社会を創るために、今、私たちができることについて話し合い、宣言としてまとめました。私たちは、広い視野で考え、身近なことから行動し、この宣言を実現していくことを誓います。G7倉敷労働雇用大臣会合にお集まりいただく大臣の方々には、ぜひ、私たちの思いを受け止めていただき、一緒によりよい世界を創っていただくことを期待いたします。

2023年3月4日

倉敷から世界へ
G7倉敷こどもサミット2023参加者一同倉敷市真備町マービーふれあいセンターにて

問合せ:教育委員会指導課
【電話】426-3831
市ホームページ番号:155754

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