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令和4年度 決算(奈義町の財政)(1)

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岡山県奈義町

■令和4年度一般会計
【収入】歳入67億8,008万円-【収出】歳出62億4,113万円=差し引き5億3,895万円

令和4年度の決算規模は、令和3年度と比較して歳入が約21.3%、歳出が約21.0%増加しました。増加の主な要因は、令和4年度から中学校建替工事とこども園建設工事が本格的に開始したことに伴い工事費が増となったことと、工事に伴う町債(過疎債)が増になったことで、工事期間中の一時的な影響です。令和3年度から第2期がスタートした地方創生推進事業は、持続可能で誰もが暮らしやすいまちづくりに向けて、ハード事業ではなくソフト事業に重点を置いた予算執行がなされました。歳入決算については、町税等の自主財源は、ほぼ横ばいに推移しましたが、交付金等の依存財源が、主に地方交付税の交付額の増と地方債の借入額の増が影響して、全体的に自主財源は減少し依存財源が増加しました。
今後、昨今の原油・物価高騰に伴い光熱水費をはじめとした物件費の増加が懸念されますが、人口維持に繋がる独自の幅広い子育て支援や高齢者支援の施策や、時代に即した地域社会のデジタル化や地球温暖化対策、空き家対策などの新たな行政需要が課題であり、歳出の増加に対応できる財源の確保が求められます。

注:全項目について、四捨五入しています。

▽依存財源
国または県の関与を受けて収入する財源:72.4%

▽自主財源
町が自らの手で徴収または、収納できる財源:27.6%

■一般会計歳出 62億4,113万円
対前年度比21.0%

■一般会計歳入 67億8,008万円
対前年度比21.3%

■町税の構成

■健全化判断比率

令和4年度標準財政規模(29億2,865万円)=標準税収入額(9億7,611万円)+普通交付税(19億2,042万円)+臨時財政対策債発行可能額(3,212万円)
(※)標準財政規模とは、地方公共団体の標準的な状態で通常収入される普通交付税等の経常的な一般財源を示すものです。

■特別会計等決算一覧表

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