■試験の時期
5月に入り奈義町のも暖かくなり、田や畑で忙しくしている住民の姿を見かけるようになりました。背の高い草との戦いだ!
6月はフランスでは忙しい月です。月末には高校生の期末試験があります。「Baccalaureat(バカロレア)」といいます。日本とは違い、フランスでは高校での勉強を証明するために、全国の高校に共通する大きな一般試験があります。受からないと大学に進学できないのです。
だから、フランスの高校生は6月の1ヶ月間、多くの時間を勉強に費やします。いろいろな教科がありますが、一番恐ろしいのは哲学の試験です。2022年6月、生徒たちは次のいずれかの問題に答えなければなりませんでした。
(1)自由は誰にも従わないことで成り立っているか?
(2)自分の権利をあらゆる手段で守ることは正しいか?
4時間で、例題を交えた作文の解答を書かなければなりません。大変ですが、試験を突破して次の道に進んでほしいです。
※「Baccalaureat」の「e」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙またはPDF版をご覧ください。
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