町長室からこんにちは シリーズ43

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■夜空を彩るふるさと夏まつり
新型コロナ対策で、3年余りや地区の集まりが大きく制限されてきました。先般5月8日に感染症法上の分類が2類から5類に変更され、今までの行動制限が自由化されました。久しぶりに旅行をゆっくり楽しんでこられた方も多いのではないでしょうか。町でもいろいろな行事を復活しています。
美術館・図書館や海洋センターの利用も通常の利用となり、文化センター行事も制限がなくなりました。
地区の行事もさまざまなものが復活し、久しぶりの夕涼みなども盛大に行われているものと思います。夏休みを利用して親戚の方々の帰省もあるのではないでしょうか。また、一方でリモート会議などの文化が根付き、今後、対面のコミュニケーションと併せてさまざまな組み合わせができてくるのではないでしょうか。
さて、今年のふるさと夏まつりは予定通り8月14日月曜日に行われる計画です。梅雨の被害もなく、暑さのピークも過ぎようとしています。皆さんで夏の夜空を見上げ、大きな花火を楽しみましょう。
ここからは花火の紹介をします。花火は打ち上げ花火と仕掛け花火、信号用と鑑賞用などに分類されますが、もう一つの分類が大きさの分類です。奈義町はこの近辺では最も大きな8号玉を打ち上げます。上空280mに打ち上げられる花火は、直径24cm、重さは4.8kg、打ち上げにかかる延時間は5.6秒。ドンと開いた花火は直径200mに広がります。花火大会の規模は予算によりますが、打ち上げることができる最大の球の大きさは「保安距離」によって制限がされます。打ち上げ場所から観客席や建物などの距離が球の大きさにより定められます。例えば尺玉(10号)を打ち上げようとすると直径290mの保安距離が必要になります。
町の花火が人気で遠くから観にこられる理由は、近隣で打ち上げることのできない8号玉を真近に見る迫力を感じられるからのようです。今年の夏まつりは8号玉を用意し、合計約1,400発の打ち上げを行いますのでゆっくりお楽しみください。