平和への思いを次世代に 6月29日は岡山市平和の日

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《岡山空襲》
昭和20年6月29日深夜、米軍の爆撃機B-29が岡山市街地を空襲しました。約1時間半にも及んだ空襲では、138機のB-29がおよそ890トン、9万5千発もの焼夷弾を投下し、岡山市は大火災となり、市街地の約63%を焼失しました。この空襲により、1,700人を超える多くの尊い命が失われました。
市では、恒久平和を願い、6月29日を「岡山市平和の日」と定め、戦没者追悼式の挙行を始め、平和を祈念するさまざまな取り組みを行っています。

・中国銀行本店から天満屋をのぞむ
少しずつ復興が進む表町界隈の様子。左側に見えるのが焼け残った天満屋岡山本店。その手前の道(県庁通り)には、出店がいくつか並んだ小さな市場もできています。
※詳細は本紙P.9をご覧ください。

◆岡山市戦没者追悼式
日時：6月29日(木)10時～11時10分
場所：岡山市民会館(北区丸の内二丁目)
※一般の人も参列可能ですが座席に限りがあります。

◆戦災死者名簿の公開および情報提供のお願い
名簿は福祉援護課で閲覧できます。また、親族や知人に岡山空襲に関する戦災死者がいる場合は、情報提供をお願いします。

◆戦没者慰霊巡拝(厚生労働省主催)
募集内容は下表のとおりです。実施時期や期間などは変更になることがあります。旅費は国からの補助があります。

※参加費用(実費)の目安は、海外地域は約25万円～40万円、硫黄島は約5千円～3万円です。
※現地の治安状況などにより、実施を見合わせる場合あり

問合せ・申込み：県保健福祉課
【電話】086-226-7320

◆第46回　岡山戦災の記録と写真展「証言からたどる戦争と空襲」
日時：6月9日(金)～30日(金)各日10～18時(月曜休館)
場所：岡山シティミュージアム4階企画展示室

◆記念イベント「証言を記録する現場から」空襲体験者へのインタビューおよび講演「岡山市による戦争・戦災聴き取り調査について」
岡山空襲の体験者をお招きし、空襲当日の様子や戦時下のくらしについてインタビュー形式でお話しいただきます。体験者から直接お話を聞ける貴重な機会です。また、これまで岡山市が取り組んできた戦災・戦争体験の聞き取り調査の成果や今後の活用について、担当者がお話します。ぜひご参加ください。
日時：6月17日(土)13時30分～15時30分
場所：岡山シティミュージアム4階講義室
定員：先着80人

※諸般の事情により、展覧会・イベントの中止や内容・日程の変更を行う場合があります。

◆岡山空襲展示室
岡山シティミュージアム(北区駅元町)内に岡山空襲に関する資料、空襲後のまちの様子や戦後の復興の様子などが分かる写真パネルや戦災にあった人の体験談や動画を見られるコーナーなどを設けています。

◇岡山空襲に関連する戦災資料
寄贈いただけるものがあれば岡山空襲展示室へお知らせください。

問合せ：
・福祉援護課
【電話】086-226-7320
・岡山空襲展示室
【電話】086-253-7070