太陽光発電で環境にやさしく安い電力を供給します。
5月16日(火)にあわくら会館で西粟倉百年の森林でんき(株)(通称「百森でんき」)の設立発表が行われました。百森でんきは、村の公共施設や個人の屋根などで太陽光発電を行い、二酸化炭素を排出しない環境にやさしい電力を安く供給する事業を行います。資本金は2000万円で、村が33.4%に当たる668万円を出資し、その外に(株)中国銀行のグループ会社の(株)ちゅうぎんエナジーなど3社と代表取締役1名の株主で設立されています。
代表者取締役には、昨年から設立準備を進めていた地域おこし協力隊員の寺尾武蔵さんが就任し、脱炭素先行地域の交付金を活用しながら、令和8年度までに公共施設10か所や村営住宅で太陽光発電を始めます。村は、この太陽光発電に合わせて蓄電池やEV自動車用の充電器などを整備し、電力の自給率を高めることで公共施設の光熱費の削減や災害時に開設される避難所などの電力自給を進めます。
脱炭素先行地域の事業が進んだ後に、個人の家庭や企業の工場や事務所での太陽光発電も予定しており、百森でんきに太陽光発電パネルの設置を申し込むことで家庭でも環境にやさしい電力を安く利用できるよう事業を拡大する予定です。
問合せ:地方創生推進室
【電話】79-2221
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