健康づくり応援通信

20／26

増田(ますだ)知紗(ちさ)保健師(健康づくり課)

◆全身の健康はお口から!
体の状態を見てもらう「かかりつけ医」のように、生涯にわたって口の健康管理をしてもらう「かかりつけ歯科医」を持ちましょう。

口の健康は、体の健康と密接に関係し、特に歯周病は動脈硬化や糖尿病、認知症、早期低体重児出産などと関連しています。また、歯が痛いと食事を食べにくくなったり、歯が抜けると見た目を気にして外出を控えたりと、活動量が低下し、心身の健康にも影響します。そのため、口も体と同じように、定期的に見てもらう必要があります。
かかりつけ歯科医を持つと定期的に口のチェックや指導などが受けられ、早期に異常を発見できます。症状が出てからの処置では歯の寿命が短くなるので、早期発見・治療で、口の中から健康を保ちましょう。
市では歯周病疾患検診を実施していますので、健康維持のためにぜひ受診しましょう(妊婦の人は妊婦歯科健診が受けられます)。また、最近の調査では、むし歯のある子どもが年齢とともに増えており、特に3歳児では顕著に増えています。市が制作した虫歯予防についての動画で、仕上げ磨きのポイントなどを見ることができますのでぜひご覧ください。家族みんなで口の健康を守りましょう。

◇歯周病疾患検診(対象者には個別に通知しています)
対象：40・50・60・70歳の人(年度内に1回のみ)
期間：令和5年6月～令和6年2月
料金：1400円(70歳の人は無料)

◇妊婦歯科健診
対象：妊婦
受診時期：妊娠中期ごろ(16～27週)
料金：無料

問合せ：健康づくり課
【電話】21-0228