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【特集1】自然災害への備え 「もしも」の時は突然やってくる!(1)

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岩手県

■毎年多発する自然災害、「もしも」の備えは大丈夫?
近年、日本各地で台風や集中豪雨による河川の氾濫や土砂崩れなど、自然災害が頻発しています。また、近い将来、北海道から三陸沖を震源とした巨大地震が発生すると予測されています。岩手県でも、東日本大震災津波や平成28年台風第10号、令和元年台風第19号によって、大きな被害が発生しました。
いつ起きるかわからない地震や豪雨などの自然現象は、人間の力でくい止めることはできません。しかし、災害による被害は、私たちの日頃の備えによって減らすことができます。もし今夜、大地震が起きたら?そのとき、ひとりだったら?あらゆる「もしも」に備えて、今できることから始めましょう。

写真が3枚あります。
1枚目:平成28年台風第10号(岩泉町)民家のそば増水した濁った川が流れ、土手や中洲には泥やがれきが堆積しています。
2枚目、3枚目:令和元年台風第19号(山田町)民家の道路に川の中州のように土砂が堆積しています。また、道路のアスファルトが真ん中から崩れ道のわきには流されてきた倒木や枝が堆積しています。
写真終わり。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。

■今すぐできる!日頃の備え
(1)避難場所を確認しておく
風水害、土砂災害、地震、津波など、災害の種類によって安全な避難場所は異なります。それぞれの災害が発生した場合の安全な場所を確認し、避難を想定して安全に移動できるルートを確かめておくことが大切です。最寄りの避難所・避難場所を市町村単位で検索できる「岩手県避難所マップ」を、いわて防災情報ポータル上で公開していますので、ぜひご活用ください。

いわて防災情報ポータルの二次元コードがあります。
※二次元バーコードは本紙またはPDF版をご覧ください。

(2)身の回りのリスクを知る
事前にお住まいの市町村の危険地域や、災害時の周りの状況を把握することは、避難する上でとても重要です。次のサイトから必要な情報を確認し、もしもの時に備えましょう。

○岩手県の河川情報を確認しよう
監視カメラによる画像で、県内の46カ所(36河川)の河川の状況を確認することができます。

河川の水位、雨量などをリアルタイムで確認できる「岩手県河川情報システム」はこちらからの二次元コードがあります。
※二次元バーコードは本紙またはPDF版をご覧ください。

○いろいろな気象情報を収集しよう
災害時には気象台が発表する注意報・警報やキキクル(危険度分布)を確認しましょう。

気象庁の土砂・浸水・洪水のキキクル(危険度分布)が確認できるサイトはこちらからの二次元コードがあります。
※二次元バーコードは本紙またはPDF版をご覧ください。

○災害時に危険な場所を知っておこう
各市町村が作成した地域ごとのさまざまな種類の「ハザードマップ」を閲覧できます。

地域の「ハザードマップ」を入手できる国土交通省のサイトはこちらからの二次元コードがあります。
※二次元バーコードは本紙またはPDF版をご覧ください。

(3)持ち出し品を準備する
災害発生時に備え、「人数カケル3日分」の飲料水や食料品をあらかじめ準備しましょう。また、避難所での感染対策のため、マスク・消毒液・体温計などを持参できるよう準備しましょう。

○衣類など
衣類、下着、毛布、タオルなど

○貴重品
現金、預金通帳、印鑑、健康保険証、母子手帳など

○救急用品など
ばんそうこう、体温計、消毒液、包帯、常用薬・常備薬など

○飲料水、食料品
ビスケット、缶詰、レトルト食品、チョコレートなど

○防寒対策
使い捨てカイロ、防寒着、厚手の靴下など

○衛生・生理用品
洗面用具、ウェットティッシュ、携帯トイレ、生理用品、ミルク、紙おむつなど

○防護品
ヘルメット、軍手、防災頭巾、マスクなど

○照明・情報収集ツール
懐中電灯、ろうそく、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器など

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