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岩手県

~九戸村~
地域おこし協力隊の皆さんを通して市町村の魅力をご紹介。今号は「九戸村」へご案内します。

ご案内役:九戸村・地域おこし協力隊 佐藤快威(かい)さん
プロフィール
盛岡市出身。短期大学卒業後、母の実家がある九戸村の地域おこし協力隊に応募。2021年春に着任し、山村文化を体験できる企画などに取り組んでいる。
プロフール終わり。

■北いわて特有の山村文化に触れ、先人たちの知恵と工夫に学ぶ。
県北エリアに位置し、ヒメボタルが舞うことでも知られる折爪岳(おりつめだけ)をはじめとした美しい景観と豊かな自然に恵まれた九戸村。地域おこし協力隊の佐藤快威さんは、九戸村を「他にはない独特の空気感がある村」と表現します。その例としてあげるのが、自然の神秘性。白大蛇の伝説が伝わる秘境の沼「雨堤(あまづつ)み」、上半身がフクロウで下半身が人間のような姿をした「オドデ様」がすむと言われる折爪岳など、民話に登場する自然がそのまま残り、今にも何かが現れそうな気配を感じると言います。
また、盆踊り「ナニャドヤラ」や神楽などの伝統芸能、古くから続く炭焼きなど、地域で大切に育まれ、受け継がれてきたものに惹かれるという佐藤さん。なかでも夢中になっているのが食文化で、どんぐりで作る『しだみ団子』や『そばかっけ』、『かますもち』など、「料理の一つひとつに、当時の生活や先人の知恵が凝縮されていて、多くの気付きを与えてくれます」と魅力を語ります。
山村文化や郷土食の調査を行いながら、その素晴らしさを若い世代に伝えるために、イベントの企画や体験学習を行っている佐藤さん。新たな気付きに出会いながら、奥深い九戸村の魅力を発信しています。

写真が4枚あります。
1枚目:眼鏡をかけた笑顔の佐藤快威さんです。
2枚目:神秘的な沼「雨堤み」には、蓮の花が咲き、モリアオガエルが生息している。沼にはピンク色の蓮の花と緑色の葉が浮かんでいます。(写真提供・佐藤快威さん)
3枚目:「そばかっけ」をはじめ、九戸村には多くの伝統料理がある。赤いお椀に白いそばかっけが盛られています。(写真提供・佐藤快威さん)
4枚目:村内の古民家で伝統料理のイベントを行った時の様子。囲炉裏を囲んで参加者のみなさんが談笑しています。(写真提供・佐藤快威さん)
写真終わり。
※写真は本紙またはPDF版をご覧ください。

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