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NEWS HOTLINE~ホットな話題をラインアップ

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岩手県一関市

◆大原小6年生がたたら製鉄を体験~地域に伝わる鉄作りの歴史に触れる
大原小学校6年生による「たたら製鉄」の体験実習は9月7日、大東の砂鉄川たたら製鉄学習館で行われ、児童が地域で受け継がれてきた鉄作りを学びました。
製鉄文化の継承などに取り組む「ホッパの会」の主導で旧内野小時代に始まり、今年で25回目。児童は火が入った二つの炉に、木炭と8月に採取した砂鉄を何度も入れました。炉を解体すると、真っ赤な鉄の塊が姿を現し児童を驚かせました。鉄は文鎮に加工して卒業記念品にします。
小野寺隼人(はやと)君(12)は「ホッパの会のおかげで、たたら製鉄について勉強ができた」と笑顔で話しました。

◆新たなスタイルの日本語教室~外国人とボランティアが会話しながら学び合う
一関市国際交流協会による日本語教室は9月2日、一関のなのはなプラザで開かれ、日本語や文化を学びたい外国人とボランティアが会話しながら交流を深めました。
従来のように講師が教えるスタイルではなく、会話形式により双方の学びや発見につなげようと、8月から毎週土曜日に開催しています。
同日は市内在住の外国人とボランティアでグループをつくり、さまざまな話題に花を咲かせました。同協会の垣内幸治(こうじ)事務局長(57)は「気軽に会話しながら生活情報などの気付きにつなげてほしい」と期待していました。

◆4年ぶりのEボート大会~北上川で熱いレースを展開
第29回北上川流域交流Eボート大会(実行委主催)は9月10日、北上大橋付近の北上川で開かれ、市内外の31チームが熱いレースを繰り広げました。
新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催。1チーム10人で手こぎボートに乗り、桟橋から北上大橋下付近のブイまで往復したタイムを競いました。参加者は激しく水しぶきを上げながらゴールを目指しました。
運営スタッフとして協力した川崎中学校3年の鈴木望心(みらい)さんは「川崎のにぎわいを感じた。これからも大会が続くように関わっていきたい」と話しました。

◆最後のとびがもり水車音楽祭~アーティストと自然がセッション
第10回とびがもり水車音楽祭(実行委主催)は9月3日、千厩の飛ヶ森キャンプ場で開かれ、水車で奏でるリズムとアーティストとの共演が来場者を楽しませました。
担い手の減少などを理由に今回で最後の開催となりますが、水車を動力にしたからくり装置「ミル」が刻む小気味よいリズムと、サックス奏者の岡淳(まこと)さんらアーティストによる楽器演奏や歌声が大自然に響き渡りました。
室根の遠藤凌平(りょうへい)さん(30)は「自分にとっては最初で最後の水車音楽祭になったが、野外のこういう雰囲気で音楽が楽しめるのはとても良い」と聴き入っていました。

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