文字サイズ
自治体の皆さまへ

わたしにもできるSDGs

2/41

岩手県一関市

Sustainable(サステナブル) Development(ディヴェロップメント) Goals(ゴールズ)(持続可能な開発目標)

■一関市のSDGs
「誰一人取り残さない」という理念のもと、性別、人種、年齢、障がいの有無や国籍などを問わず、誰もが居場所と役割を持ち、活躍できる持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。

◆SDGs×ふるさと納税(こども食堂支援)の取り組み
市は、令和3年度に内閣府からSDGs未来都市としての選定を受けました。
「SDGs×ふるさと納税(こども食堂支援)」の取り組みは、全国のこども食堂を支援している一般社団法人こども食堂支援機構の提案から産声を上げた全国初の取り組みで、現在も継続中です。

◇SDGs×ふるさと納税(こども食堂支援)の仕組み
・ふるさと納税をした人に贈る返礼品相当額を原資とする
・市内の農産物などを全国のこども食堂へ届ける
・その農産物は食品ロスを削減できる食材とする(余剰品や規格外品など廃棄される可能性があるもの)
・生産者を助けながらSDGsの推進を図る
以上の取り組みに賛同し、返礼品を受け取らない「おもいやり型」として集まったふるさと納税の実績は、令和4年5月から約1年間で161件、747万8,000円になりました。これまで市内のこども食堂のほか、全国44カ所のこども食堂に市内の食材を送っています。
食材を送る際には「フードレスキュー隊のみんなへ!」というチラシを同梱しています。
・廃棄するかもしれなかった食べ物を救ってくれてありがとう
・「フードロスとは」「フードロスを削減するためにできることは」
・みんなを支援したいという思いから、ふるさと納税をしてくれた人のおかげで食材が届いていること
チラシに以上のようなメッセージを添えることで、SDGsを学ぶ機会も市から子供たちに届けています。
本年の5月28日には食材を食べた子供たちが市を訪れ、農業体験を行ったほか、SDGsを学んだ報告と食材提供のお礼を市長に伝えるというつながりが生まれています。
本市では「SDGs未来都市一関市から全国へ!」をキャッチフレーズに「SDGs×ふるさと納税」の取り組みを続けていきます。

〔食材を受け取ったこども食堂のスタッフからの声〕
・子供たちが「お野菜が甘くておいしい」と言っていた
・食べることでSDGsに寄与していることを親が子に伝えている
〔この取り組みにふるさと納税をしてくれた方からの声〕
・素晴らしいふるさと納税の取り組みですね
・全国に広がってほしい取り組みです

問合せ:本庁政策企画課
【電話】21-8641

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU