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博物館だより

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岩手県一関市

◆企画展「生誕100年 福井良之助展」
本市ゆかりの昭和を代表する洋画家の一人、福井良之助の生誕100年を記念し、 市内に住んでいた時期に制作した貴重な作品のほか、世界的に認められた孔版画や静物、風景、舞妓などを描いて人気を博した油彩画も交えて、福井良之助の作品世界を紹介します。
日時:
〔前期〕9月30日(土)~10月29日(日)
〔後期〕11月1日(水)~11月26日(日)
*前期・後期に分け一部展示替えを行います
*9月30日(土)は入館無料
*企画展開催に伴う休館日9月25日(月)~9月29日(金)

◇ギャラリートーク
日時:9月30日(土)15:10~

◆館長講座「ガリ版文化史-福井良之助展によせて」(第3回/全4回)
日時:9月30日(土)13:30~15:00
定員:50人
申込み:必要

◆骨寺大学(第4回/全6回)
日時:9月9日(土)13:30~15:00
テーマ:「法名を持つ骨寺村の住人たち」
講師:誉田慶信氏(岩手県立大学盛岡短期大学部名誉教授)
費用:300円(初回のみ)
定員:50人
申込み:必要

◆展示品紹介 福井(ふくい)良之助(りょうのすけ)(作品名不詳)紙、孔版画 1952年頃
昭和時代に画壇(がだん)の寵児(ちょうじ)として活躍した福井良之助は、油彩画もさることながら、孔版画(こうはんが)で世界的な評価を受けています。
彼の孔版画は謄写版(とうしゃばん)印刷、いわゆる「ガリ版刷り」によるものです。コピー機の普及していなかった昭和40年代頃まで、手軽な印刷技法として学校や職場など身の回りで多用されていたガリ版刷り。福井はそれを版画に応用しようと研究を重ね、誰にもまねのできない表現を生み出し、芸術へと昇華(しょうか)させました。本作では、色別に10枚ほどの版を重ね合わせることで、油彩画と見まがうほどに深みのある画面が作られています。
大胆な構図ながら、繊細な表現がなされた福井の孔版画。間近で見れば、感嘆のため息をつかずにはいられないでしょう。
※詳しくは本紙をご覧ください。

※費用が無料、どなたでも参加できる、申し込みが不要の場合、費用、対象や申し込み方法を掲載していません

問合せ:一関市博物館
【電話】29-3180【URL】https://www.city.ichinoseki.iwate.jp/museum/

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