イチ ビト～一関の輝く人 No.2

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■子供たちと触れ合う時間が幸せ　映像制作を通して地域とつながりたい
仙台市の高校を卒業後、岩手大学へ進学。岩手県の教員採用試験に合格し、平成22年度から盛岡聴覚、前沢明峰の両特別支援学校に勤務しました。教員の妻と結婚し、2児に恵まれ育休を取得。「子供と過ごす時間を増やしたい」との思いが強くなり、令和3年度をもって退職しました。現在は育児や家事の全般を担当し「ある程度時間は自由に使えているけれど、朝の子供の送迎に遅れることもある」と苦笑いを浮かべます。
主夫業の傍ら、興味のあった情報通信技術(ICT)の知識を生かして映像を制作する映像クリエーターとして活動。幼稚園の卒園記念動画や閉店した洋菓子店の記念動画の制作などに携わり「映像を喜んでもらえるとうれしい」とやりがいを感じています。
子育てと並行し、自身のなりわいを確立しようと挑戦の日々。動画作りを通じ、さまざまな人とのつながりも生まれ始め「まだまだではあるけれど、頂ける期待に応えられるような映像を作っていきたい」と思いを膨らませます。

▽主夫、映像クリエーター
内記裕太(ないき・ゆうた)さん　37(一関)
Profile
昭和61年、宮城県岩沼市生まれ。11年間、教員として勤務し退職。主夫として5歳、3歳の育児と家事をしながらフリーランスでさまざまな映像制作を請け負う。高校時代には野球部で甲子園出場を夢見たスポーツマンの一面も。