【特集】色あせない熱気 久慈秋まつり

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4年ぶりの4日間の久慈秋まつりが9月14日～17日に開催され、中心市街地を練り歩くまつりの姿が帰ってきました。恒例の餅まきから始まったまつりは、山車組7組、神輿組3組が参加。中日に行われた郷土芸能パレードでは14組の団体が日ごろの成果を披露し、沿道を埋め尽くした人々を盛り上げました。4日間の来場者はおよそ10万3千人と、前回通常開催された令和元年の来場者を1500人上回り、多くの人が待ちわびたまつりを楽しみました。
音頭上げや笛太鼓の音色がこだまし、色あせない熱気に、まちに笑顔があふれました。

■当番組の思い
コロナでしばらく遠ざかっていたみんなが待ち望んでいた秋まつりだったと思います。その気持ちに応えるべく、来て頂いた人に楽しんでもらえるように山車を制作しました。山車作りもそうですが、期間が空いたこともあり、運営や事務の部分で勘を取り戻せない部分を感じ、苦労しました。思い出しながらの作業でしたが、岩手で一番のスケールと言えるような、4年ぶりのまつりにふさわしい山車を作ることができたと自負してします。
天候に恵まれ、たくさんの人に来ていただき、熱い盛り上がりを感じました。何より、4日間何事もなく、無事に終えたことが良かったと思っています。子どもたちを含め多くの人が待っていた祭りを、皆さんと一緒に開催できて、関わった皆さんに感謝しています。来年も通常開催され、今年以上に盛り上がるまつりになることを願っています。
巽町組　中新井田強組頭