文字サイズ
自治体の皆さまへ

久慈市の下水道

6/37

岩手県久慈市

げすいどう めぐりめぐって またあおう

■快適な生活を未来へ
下水道は、日常生活や生産活動で汚れた水をきれいにして自然に返す施設です。
市は生活環境を改善し、川・海の水質を守るため、市民の皆さんの協力をいただきながら、計画的に下水道の整備を進めています。

■下水道に接続しよう
下水道が整備された区域で接続している人口の割合は令和4年度末で66%と県全体の平均90・1%を大きく下回っています。
公共下水道が整備された区域は、法律や条例により、3年以内に下水道に接続することが義務付けられています。生活を快適にし、恵まれた市の自然と水環境を、将来に引き継ぐためにも、下水道へ接続しましょう。

■適切な管理
汚れた水は下水道の管を通って処理場に運ばれ、微生物の働きできれいな水になり海に返されます。管を通る過程で、雨水や地下水の流入、無許可の接続などが原因で、排水能力を超える場合があります。大雨時に宅地内のますやマンホールを開ける行為は大変危険で迷惑な行為ですので、絶対にやめましょう。
マンホールや公共ますの破損を見つけた場合は、市上下水道部までお知らせください。

■受益者負担金・分担金
下水道整備に必要なお金は、おおむね国からの補助金で賄われますが、一部を下水道の利用者から負担してもらっています。
負担金は、公共下水道受益者負担金、漁業集落排水処理施設分担金といいます。
令和5年度の分割支払いの納入期限は、第1期が8月31日(木)、第2期が令和6年2月29日(木)です。対象者には、8月中旬に通知を送っていますので、詳しくは通知を確認ください。

■下水道のマナーを守る
下水道使用のマナーが悪いと、下水道管の詰まりや水質の悪化などにより水の浄化に多額の費用がかかります。下水道を上手に使っていくために、次の使用マナーを守りましょう。
(1)残飯や調理くずは三角コーナーなどで受け、下水道には流さない。
(2)トイレに流すのは水に溶ける紙だけ。紙おむつや水に溶けにくい紙などは流さない。
(3)油は排水溝には流さない。新聞紙や布にしみこませ、燃えるごみに捨てる。
(4)宅地内のますやマンホールに、ガソリンや灯油などの危険物は絶対に捨てない。
(5)飲食店などは、油脂などを除去するため、グリース阻集器を必ず設置し、定期的な清掃を行う。

■浸水対策を推進
近年、台風や局地的大雨による浸水被害が全国的に頻発しています。
通常、雨水は水路に集められ、そのまま川に排出されますが、大雨で川の水位が上がると、川の水が水路に逆流してきます。これを防ぐために、河川の水門などを閉鎖すると、水路の水を川に排出できなくなり、低い土地に浸水被害が発生してしまいます。
被害を防ぎ、住宅などの浸水被害を軽減するため、強制的に川に水を排出する「雨水排水ポンプ場」の整備を進めています。
市内には、門前ポンプ場、中央ポンプ場、西の沢ポンプ場、川崎町東ポンプ場、川貫ポンプ場の5か所が整備されています。また、令和5年7月から新井田ポンプ場が運用を開始したほか、十八日町・田高地区のポンプ場も、令和5年度中の完成を目標に整備を進めています。

問い合わせ:上下水道部
【電話】52-2189

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU