平成28年の台風第10号や令和元年の台風第19号の影響により、市内で甚大な浸水被害が発生したことから、浸水対策として令和元年度に事業着手、本年7月12日から運用を開始しています。
8月11日、新井田地区雨水排水ポンプ場の住民説明会が現地で行われ、地域の住民や消防団員など約20名が参加しました。
同ポンプ場はポンプゲート方式を採用し、排水能力は354立方メートル/分で、25mプールの水を約1分で排水が可能。ゲート(水門)に組み込まれたポンプにより、久慈川からの水の逆流を防止しながら、水路に溜まった水を強制排水することなどを説明しました。
新井田地区の下新井田安夫さんは「完成したポンプ場に期待していますが、この施設で浸水被害が全て解消するわけではないので、自助共助や『てんでんこ』に行動することも必要だと改めて感じました」と、災害への備えについて決意を新たにしました。
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