生徒たちの活躍

1／37

不断の努力、大舞台で花開く

■技能五輪全国大会旋盤職種2次予選会
▽木澤畑那悠(きさわはたなゆ)さん(久慈工業高等学校)
7月29日に茨城県で開催された技能五輪全国大会旋盤職種の2次予選会に出場しました。仕事にしている人も参加する大会で、高校生が出場するのは全国で4人。社会人を含めて岩手県で唯一の出場者です。
制限時間内に課題を制作することが求められ、木澤畑さんは「ベストを尽くすことはできましたが、完成させることができずレベルの差を感じました。卒業後は実習教員を目指し、女性もできる職種ということを教えていきたいです」と語りました。

■第75回岩手県高等学校総合体育大会サッカー競技
第65回東北高等学校サッカー選手権大会
▽第1位　遠野高校
遠野高校サッカー部に所属する市出身の2選手が活躍し、優勝に貢献。3年生の佐々木湧太(ゆうだい)さんは「東北大会は全試合1対0の厳しい試合を勝ち切れてよかったです。全国大会では力の差を感じたので、全国で勝てるように頑張ります」と語りました。2年生の細谷地亮介(ほそやちりょうすけ)さんは「限られた出場時間でできることをやろうと臨みました。自分の体の弱さを感じたので、体作りをしてチームを支えたいです」と表情を引き締めました。

■知事杯争奪第43回岩手県少年空手道　選手権大会小学3・4年団体組手
▽第1位　三船空手道スポーツ少年団(野田鈴温(のだりおん)、松本惇希(まつもとあつき)、甲地塁(こうちるい))
三船空手道スポーツ少年団が小学3・4年生団体組手で優勝。団体を組んだ3人は「前の手を上げること体が浮き上がらないようにすることに気を付けました。緊張しましたが、気持ちを強く持って、練習の通りできたよかったです。優勝できてうれしいです。力強くできるように練習して、いつもの調子で、1位を目指して頑張りたいです」と力強く語ってくれました。

◆大道空(おおみちそら)さん(久慈高等学校2年)
◇2023岩手県春季陸上競技大会女子走幅跳第1位
◇第78回東北高等学校陸上競技大会女子走幅跳第1位
◇第107回日本陸上競技選手権大会出場
助走の部分を意識的に取り組んで臨みました。程よい緊張感で臨めていますが、今年に入ってベストが出せておらず、今回も記録はあまり良くなかったです。国体では6mを飛ぶことを目標に、いい順位が出せるように頑張っていきたいです。

◆宅石結(たくいしゆい)さん(久慈高等学校3年)
◇第75回岩手県高等学校総合体育大会陸上競技女子100mハードル第2位
◇令和5年度全国高等学校総合体育大会出場
たくさんの人からの応援のおかげで自信を持って臨めました。ハードルの間を走る技術とそれを本番で出せるように気持ちの面も鍛え、本番でも落ち着いて走ることができました。インターハイ出場が目標だったので達成できて良かったです。

◆浅水心結(あさみずこりん)さん(水沢第一高等学校3年　久慈中学校出身)
◇2023岩手県春季陸上競技大会女子ハンマー投第1位　
◇第75回岩手県高等学校総合体育大会陸上競技女子砲丸投第1位・女子やり投第1位
◇令和5年度全国高等学校総合体育大会出場
3種目制覇を目標に臨みました。不安はありましたが2種目で1位をとることができて良かったです。3回目の全国大会は思い通りにいかない部分がありました。進学後も続けたいので、残りの大会で今後に繋つながる結果を出して集大成にしたいです。

◆松川咲埜(まつかわさくや)さん(久慈高等学校3年)
◇第75回岩手県高等学校総合体育大会柔道競技男子60kg級第1位　
◇令和5年度全国高等学校総合体育大会出場
大会前の1、2か月はこれまでで一番練習しました。いつも決勝であたる同じくらいの実力の相手に、気持ちで負けずに勝ち、初めて優勝できてうれしいです。インターハイ出場も果たし、長かった高校生活最後の大会で結果を残せて良かったです。

◆津内口遥渚(つないぐちはるな)さん(久慈工業高等学校3年)
◇第75回岩手県高等学校総合体育大会ウエイトリフティング競技、第43回東北東北高等学校ウエイトリフティング競技選手権大会女子59kg級第1位
◇令和5年度全国高等学校総合体育大会
けがで県大会直前まで上げる練習ができず不安でしたがライバルの選手を上回り優勝できました。東北大会も自己ベストで優勝でき、うれしいです。インターハイは緊張もあり、記録が伸びなかったので、次の大会はトータル150を目標に頑張ります。

◆日當大斗(にっとうだいと)さん(久慈工業高等学校3年)
◇第75回岩手県高等学校総合体育大会ウエイトリフティング競技男子102kg超級第1位
◇令和5年度全国高等学校総合体育大会出場
故障を抱えながらの出場でしたが、痛いなりに頑張って取り組むことができました。先生から指摘された課題を意識してトレーニングをこなし、目標としていたインターハイへの出場を達成することができたのが良かったと思います。

◆柴田充輝(しばたみつき)さん(三船十段記念館スポーツ少年団)
◇第19回岩手県小学生学年別柔道大会5年男子45kg級第1位
大外の切れがでるように練習して試合に臨みました。試合中は指導をもらわないように、とにかく攻めることだけを考えていました。優勝できてうれしいです。三船十段杯が控えているので、技の切れを磨き、集中力を高めていきたいです。

◆槻木澤旭(つきのきさわあさひ)さん(久慈剣道スポーツ少年団)
◇第37回岩手県道場少年剣道大会小学生男子個人第1位
県体会は緊張し、序盤は苦戦しましたが最後まで諦めず戦い抜きました。決勝戦は、集中力が高まり無心で一本を取ることができました。優勝できると思っていなかったのでうれしかったです。10月の全国大会は、まずは1勝を目指し頑張ります。