社会人たちの活躍

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■第107回日本陸上競技選手権大会
非常に高い参加標準記録を超えた選手が集まる日本一を決める第107回日本陸上競技選手権大会に、4人の市出身選手が出場しました。(U20女子走幅跳に大道空さんが出場)
▽男子100m
大上直起(おおかみなおき)さん(仙台大学大学院2年)
3回目の出場の今大会は雰囲気にのまれていた今までと違い、決勝を狙っていました。実力を出し切れていれば決勝に行けるタイムだったので悔しいです。9月の日本インカレで10秒0台を目標にし、世界陸上やオリンピックの代表を目指します。

▽男子5000m
小袖英人(こそでひでと)さん(Honda)
入賞を目指し冬からトレーニングを積んできました。1か月前の大会で調子がよくなかった中で入賞という目標は達成できました。全日本実業団の1500m、5000mで日本人トップになることとニューイヤー駅伝のチーム3連覇を目標に頑張ります。

▽男子砲丸投げ
夏井勇輝(なついゆうき)さん(小山田工業所)
今年から新社会人となり、働きながらのトレーニングに慣れなくて苦労しました。今シーズンの記録が全体的によくない中で、日本選手権もそれほどよくない結果に終わりました。全日本実業団にむけて、少しでも記録を伸ばしていきたいです。

■第78回岩手県春季ソフトテニス大会
▽第1位　下舘孝幸(しもだてたかゆき)・澤里紀代美(さわさときよみ)(久慈市ソフトテニス協会・大川目STC)
5月14日に北上市で開催された第78回岩手県春季ソフトテニス大会の45歳以上男子の部で優勝。下舘さんは「これまでは予選グループを突破できるかどうかという状況だったので、優勝できるとは思っていませんでした」と笑顔。澤里さんは「7年ぶりの参加で最初は勝ちたい気持ちが先に出てしまいましたが、落ち着いてプレーできました。うれしいです」と語りました。

■第75回岩手県民体育大会第37回ゲートボール競技
▽第1位　久慈市
6月10日から11日にかけて行われた、第75回岩手県民体育大会のゲートボール競技で、久慈市が年齢65歳以上の部で2位、年齢無制限の部で3位を獲得し、総合1位に輝きました。年齢65歳以上の部に出場した南野米藏さんは「もう少しで部門1位だったので悔しさはありますが、総合優勝は今までなかったと思うのでうれしいです」と喜びを語りました。

◆女澤美晴(おんなざわみはる)さん(東北福祉大学2年)
◇第75回岩手県民体育大会空手道競技成年女子組手第1位
岩手県民体育大会は大学で行われる試合のルールと違うので、距離感を意識して臨みました。決勝の相手が高校からの先輩で、勝つことができてよかったです。岩手代表として国体への出場が決まったので、そこに向けて準備していきたいです。

◆菅原歩巴(すがわらあゆは)さん(久慈東高等学校)
◇第75回岩手県民体育大会柔道競技成年女子無差別級第1位
絶対の優勝と試合の内容まで求められているという気持ちでした。あの人を超えれば全国に行けるという最後の壁になりたいと思っています。国体ではあと一歩のところで負けているので、入賞して全国で戦うことを身をもって生徒に伝えたいです。

◆三浦拓海(みうらたくみ)さん(三船十段記念館)
◇第75回岩手県民体育大会柔道競技成年男子中量級第1位
少ない練習量の中で、指導している子どもたちに頑張ったと伝えられるように、いい結果を残したいと思い臨みました。優勝できてうれしいです。柔道の町久慈として、子どもたちが久慈市の環境を誇れるように、結果を残していきたいです。

◆四役颯真(よつやくそうま)さん(宮城建設)
◇第75回岩手県民体育大会ウエイトリフティング競技男子73kg級第1位
社会人になって初めて臨んだ大会でした。仕事とトレーニングを両立させることが大変でした。学生の頃より少し記録は落ちましたが、自分なりに努力して臨むことができました。来年に向けて筋力をつけ、記録を伸ばしていきたいです。

◆澤里伸介(さわさとしんすけ)さん(野田ファーム)
◇第75回岩手県民体育大会ウエイトリフティング競技男子61kg級第1位
減量がない階級で参加したので体調良く臨むことができました。高校の時よりも記録が伸びていて、楽しさを感じ、続けていて良かったと思っています。これからも記録を狙っていけると思っているので、仕切り直して頑張っていきたいです。

◆大向航一(おおむかいこういち)さん(越戸きのこ園)
◇第75回岩手県民体育大会ウエイトリフティング競技男子55kg級第1位
関東から久慈市に戻ってきて、およそ10年ぶりに競技に復帰しました。大会から1か月前に道具にさわりはじめ、短い期間のトレーニングでしたが優勝できて良かったです。今後も競技を続けていって、市に貢献できればと思っています。

◆四役航大(よつやくこうだい)さん(日本体育大学3年)
◇第75回岩手県民体育大会ウエイトリフティング競技男子89kg級第1位
国体を見据えてトレーニングを続けて来たので、まず県民体育大会で優勝することができて良かったです。目標としていた、高校2年生のとき以来の国体出場も決まったので、少しでも点数を伸ばして上の順位を目指せるように頑張りたいです。

このほかにも、多くの生徒たちが活躍しました
※詳細は本紙参照
※3位以上または上位大会出場者を紹介。複数の種目で上位入賞の選手は、最上位の種目のみ掲載。次号以降もインタビューを掲載予定です。