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自治体の皆さまへ

9月1日は防災の日!災害に備えよう

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岩手県久慈市

台風や大雨など長雨の時期に入ります。
市は平成28年、令和元年に大きな台風被害に見舞われました。自分ごとと捉え、大雨や洪水、土砂災害に備えましょう。
地震や津波など、災害はいつ発生するかわかりません。普段から災害に備えることは、いざという時に自分や大切な方の命を守ることにつながります。一人ひとりが防災対策に取り組みましょう。

■災害時、どのように行動しますか
個人の防災計画「マイ・タイムライン」。自分自身が行う標準的な防災行動を時系列的に整理し、家族と一緒に日常的に考えるものです。それぞれの避難行動を把握することで、迅速な安否確認にもつながります。
作成方法はハザードマップの7〜8ページにも掲載されていますのでいろいろなケースを想定し、マイ・タイムラインを作成しましょう。

■非常持出品を準備
必要なものをまとめておき、避難時にすぐ持ち出せる場所に置きましょう。必要なものは人それぞれ異なりますので自分用にアレンジしましょう。服用している薬がある人は、入れ忘れがないよう注意してください。両手が使えるリュックサックが便利です。

■備蓄品を用意
水や食料など、数日間から1週間程度生活できるだけの備蓄品を備えておきましょう。普段から少し多めに食料を買って置き、賞味期限の近いものから消費。消費した分だけ新しく買い足していくローリングストックという備蓄方法があります。カップラーメンやレトルト食品などの好きな食べ物をストックすることで、おいしく楽しく備蓄することができます。

■家の安全対策
地震の被害を防ぐためには、普段生活している家だからこそ気付かない、経年変化や風雪害により弱くなった部分を修復することが重要です。
大地震ではガラスの飛散や家具類の転倒、出口の閉鎖、電化製品など火災が発生する危険性もあります。
自分の命は自分で守るため、できることから取り組みましょう。
▽見直しのポイント
(1)生活空間の見直し
普段過ごす部屋と収納部屋を別することも効果的です。クローゼットを活用して、転倒する危険性のある家具類を生活空間に置きすぎないようにしましょう。
(2)避難経路を確保
出入り口や廊下にはなるべく家具類を配置しないよう心がけましょう。
(3)家具を固定
固定器具で家具が倒れないよう、固定しましょう。
(4)ガラスの飛散防止
窓ガラスにフィルムを貼ることで、ガラス破片の飛び散りを防止することができます。

■自主防災組織を立ち上げましょう
自主防災組織は、お互いをよく知っている地域住民が協力し、自分たちの地域を自分たちで守るために活動する組織のことです。
平常時の活動は、地域内の安全点検や防災資機材の配備、防災研修会、訓練など。災害時の活動は、避難誘導、初期消火、救助・救出、給食・給水などがあります。
▽組織の結成を支援
市は、市内全域での自主防災組織結成を目指して各市民センターと協力し、結成を支援しています。
地域の会合の場や防災研修会などで自主防災組織の説明や活動計画の策定支援に取り組んでいますので、気軽に相談ください。

▽活動を支援します
自主防災組織を結成した際は、組織結成の経費と活動経費について、組織する世帯数に応じ、それぞれ20万円を上限に助成します。詳しくは防災危機管理課へ問い合わせください。

■防災士を養成
市民の防災知識の習得と地域防災リーダーの人材育成のため、2日間の防災士養成研修講座を開催します。
防災士は、防災に関する十分な知識・技能を有する人を日本防災士機構が認証する資格で、地域の防災力を高める活動が期待されています。詳しくは、防災危機管理課へ問い合わせください。
日時:(1)11月25日(土)8時10分〜18時20分(2)11月26日(日)8時30分〜17時50分
会場:市防災センター3階防災教育ホール
受講料:無料(市負担)
対象:市に住民登録をしている人
募集期限:9月末。定員50人に達し次第終了します

問い合わせ:防災危機管理課
【電話】52-2173

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