文字サイズ
自治体の皆さまへ

町ブルーカーボンセミナー

14/43

岩手県洋野町

■クレジットの活用事例学ぶ
「令和5年度洋野町ブルーカーボンセミナー」(町主催)は5月18日、種市庁舎で開かれ、事業に携わる漁業者や企業関係者、町職員など約70人が参加しました。
講師のジャパンブルーエコノミー技術研究組合(JBE)の桑江朝比呂(ともひろ)理事長から、ブルーカーボンの現状やクレジットの活用についての講演が行われ、参加者は実際のクレジット活用の事例を学び、ブルーカーボンの可能性や藻場の保全活動への意識を高めました。
本町では、ウニ増殖溝とその周辺の藻場が、地球温暖化に影響を及ぼす二酸化炭素を吸収する「ブルーカーボン」として、昨年度、国内最大規模のJブルークレジットの認証を受けました。

◆クレジットの活用
日常生活や経済活動において排出される、削減困難な二酸化炭素などの温室効果ガスについて、その排出量に見合った削減活動への投資などにより埋め合わせることを「カーボンオフセット」と言います。
町はクレジットを有効活用し、社会全体のカーボンニュートラル達成や、町の藻場創出、保全活動のさらなる推進を図ろうと取り組みを進めています。クレジットの活用は、カーボンオフセットの一つの手段であり、その販売収入は、増殖溝の管理や山林への植樹、磯掃除などの藻場の保全活動に充てられ、持続可能な漁業の推進への効果が期待されます。

◆ブルークレジットの活用事例
○アイリスグループのサステナブルオフィス
海洋プラスチック再生樹脂を活用したオフィスチェアを配置。その製造過程で排出されるCO2をオフセット

○楽天イーグルスのカーボンオフセット
7月4日(火)の東京ドーム、楽天イーグルスの主催試合「楽天ーオリックス戦」で排出されるCO2を、ブルーカーボンを活用したカーボンオフセットを実施予定

○ワールドトライアスロン横浜大会
5月13、14の両日開催された大会で排出されたCO2を、本町のブルーカーボンを活用してカーボンオフセット

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU